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      外はキラキラ、中はドロドロ。
      JUGEMテーマ:日記・一般



      金環日食の話。


      金環日食の話で今朝は大騒ぎだった。通勤途中、黒い日食グラスを持って太陽を見上げる人を多く見かけた。僕は日食グラスを持っていなかったので、肉眼で金環日食を目撃したが、目が痛くて5秒も見続けられなかった。太陽光線の威力って、想像以上に強いんだね。


      幻想的だった、綺麗だった、金環日食の感想はおおむねそんなところだろうか。確かに、外側のリングの部分は輝いていたが、そのリングの内側、つまり月は、地球と太陽の間に挟まれて真っ黒になっていた。ところで、英語で太陽はSUN、月はMOONだが、SUNSHINE(晴天)、SUNRISE(日の出)といった英単語からもわかるように、SUNは「陽」の性質を有していると言える。


      一方、月に関する形容詞はLUNARである(反対語は、SOLARである。)。僕の持っている古い英和辞典を調べてみると、THE LUNAR ORBIT(月の軌道)という用例が載っていた。このLUNARに似た形容詞にLUNATICというのがある。精神異常の、発狂の、そういった意味の単語である。


      LUNA=月であるが、古くから西洋では、月は人間を惑わすと考えられていたので、LUNATICは精神異常の、発狂のといった意味になった。こうしてみると、太陽が文字通り「陽」であるのに対し、月というのは「陰」、そういう対比が出来ているような気がする(ちょっと、理屈っぽくなってしまった。)。


      さて、昔、「金環蝕(きんかんしょく)」という映画があった(蝕は、食と同じ意味と考えてください。)。石川達三の同名小説が原作であるが、僕は小説は読んだことがないが、映画のほうは一度だけ観た。どんな映画かといえば、一言で言えば、自民党時代の総裁選挙に端を発した汚職事件と、政財界の黒い内幕を描いた映画ということになるだろう。まあ、今も昔の政財界の黒い闇は変わっていないような気もするが、それはさて置き、なぜこの映画のタイトルが「金環蝕」なのかということである。


      太陽のリングは輝いているが、その中に包まれた月は黒い、これが今回の金環日食であるが、この天体現象を「一見輝かしいが、その実、ドロドロに腐っている」政財界に模したのである。だが、思うに、政財界に限らず、どんな世界にも多かれ少なかれ、そういった「光と影」「陰と陽」というものはあるような気がする。「金環蝕」という映画は、「世の中はそういうものですよ。」ということを教えようとしたのであり、世の中から「影」「陰」「裏」といった黒い部分を葬り去れと言っているのでは決してないように僕は思う。


      清く正しく美しくでは、世の中、窮屈である。犯罪を犯してもよいということではもちろんないが、正論ばかりでは疲れてしまう。

       

      写真は、今夜7時前の高円寺純情商店街。「純情」という言葉が新鮮に響く。

      | red | 映画 | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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