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       引き分けの話。


      あまり政治的な話は好きではないけど、たまにはいいだろう。今日は、領土問題の話。日本の領土に関してはご存知のように、中国ともめている尖閣諸島、韓国ともめている竹島、そして、ロシアともめている北方領土の大きく3つの問題がある。といっても、尖閣諸島については「領土問題はそもそも存在しない。」と日本政府は強弁しているが、現実には日中間でもめているのだから、客観的にみて「領土問題はある。」のである。


      領土問題については、いろいろ意見があるだろう。今発売中の「文藝春秋」にも、ナルホドと思わせる記事がいくつか載っている。評論家の立花隆さんは竹島、尖閣諸島に関する歴史的な事実経緯を踏まえた上で、「現状維持」、つまり、領土問題が存在することを日韓、日中が認識したうえで、お互いを刺激し合わないことが肝要だと言っている。


      もう一つは、作家の塩野七生さんの記事。竹島や尖閣で衝突が起きてしまった今、心すべきことが二つあると塩野さんは指摘する。一つは、早急な解決を期待しないこと。もう一つは、軍事力を使わないことである。とはいって、弱腰外交で臨めと言っているのではなく、領土問題解決に関する新しい「哲学」を世界に示すべきというのだ。


      哲学とは例えば、領土問題については10年間凍結するとことを世界に宣言し、その間、韓国、中国などと密接な経済関係を構築し、「雪解け」を待つという方法だ。塩野さんの提案はなかなか面白いと僕は思う。


      僕は釧路生まれなので、北方領土というのは小さい頃から身近な存在であった。でも、子どもの頃は単純に、「日本の固有の領土である北方領土は、ロシア(当時はソ連)に奪われた。だから、ロシア人は悪い人たちだ。」くらいにしか思っていなかった。


      北方領土について日本政府は「4島一括返還」を方針としている。昔、森内閣のときに、とりあえず歯舞群島・色丹島の「2島先行返還」で行けそうな場面もあったが、「4島一括返還」の国是の前に実現できなかった。


      作家の佐藤優さんが書かれた『人間の叡智』に、今年二度目の大統領に選ばれたロシアのプーチン大統領が、北方領土問題について「われわれは受け入れ可能な妥協を達成しなければならない。それは<引き分け>のようなものだ」と発言した話が紹介されている。柔道家で、親日とされるプーチンは日本語で<引き分け>と言ったのだ。


      領土主権を主張して戦え、そう強気な発言をする方々もいるが、気持ちはわかるが、問題が一層こじれるだけのような気がする。「現状維持」「引き分け」というのは一見、問題の先送りのような感じもするが、長い時間軸のなかでは、それらも問題解決の一方法だし、佐藤優さんの言葉を借りれば「人間の叡智」かもしれない。


      写真は、女優の深田恭子さん。タウンワークのCMを初めて観たときに誰かわからなかったが、調べてみたらフカキョンだった。それにしても、大人っぽく、そして綺麗になった。

      | red | 雑感 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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