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      美談より、醜い話を聞いてみたい。
      JUGEMテーマ:日記・一般



      砂の器の話。


      テレビ朝日系列で2夜にわたり、「砂の器」が放映された。「砂の器」は松本清張原作の長編推理小説で、これまで何度もテレビドラマ化されてきた。映画化は一回だけだが、何度観ても惹かれる映画だ。


      新進気鋭の若手音楽家は不幸な幼少時代の記録を消し去るため、戦後の混乱期に戸籍が簡単に創れたことを利用し、それまでの本名(本浦秀夫)とは別の名前(和賀英良)を名乗り「第二の人生」を歩む。ところがあるとき、自分の過去を知る人間(三木謙一)が和賀の前に現れる。三木がいると、音楽界の栄光に傷がつくと考えた和賀は、国鉄蒲田操車場内で三木を殺す。


      何とも切なくて、やり切れない話であるが、そこに僕はこの映画の魅力を感じる。


      人や企業のサクセスストーリーというのもいいが、総じてつまらない。なぜなら、サクセスストーリーは、才能がもともとあったとか、ツキが味方したとか、そういう要素が大半を占めていて(血の出るような努力もあったかもしれないが。)、「あー、それはよかったね。」で終わってしまうからだ。人間というのは残酷な部分がかなりあって、サクセスストーリーよりも、人や企業が判断を誤ったとか、罪を犯したとか、嘘を言って非難されたとか、大失敗して破産したとか、そういうダメな話のほうに、興味をそそられるのではないだろうか。


      そういえば、引退したある大物芸能人が司会をしていた番組に「深イイ話」を披露するという番組があった。僕はこの手の番組が好きではないが、想像するに、僕も含めて多くの人は、美談に満ちた「深イイ話」よりも、人間の業とか醜さが盛り込まれた「深ワルイ話」のほうに惹きつけられるのではないだろうか。「砂の器」の犯人・和賀が持っていた「業」「醜さ」は、人間であれば多かれ少なかれ誰でも持っているもので、この「深ワルイ話」に我々は人間の本質を見た思いがして、感動するのだと思う。


      さて、今週末は新宿、熊野神社のお祭りということで、小田急ハルクの前には提灯が飾られていた(写真)。それにしても、今はまだ夏なのか、それとも暦どおりの秋なのか、よくわからない日々が続いているね。
       

      | red | 映画 | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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