人生はいろいろ。そして、人生はエロエロ。
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      大阪は、食の道を、究めるのです。
      JUGEMテーマ:日記・一般



      大阪の話。


      また大阪にやって来た。今年三回目。甲子園球場で阪神戦を観るのは今年初(写真)。現在2位の好調阪神は、最下位横浜に5-9で惜しくも敗れた。しかしながら、阪神ファンの熱狂的応援ぶりは相変わらずで、僕もにわか阪神ファンになって、「かっ飛ばせー、新井!」と絶叫してきた。それにしても阪神ファンのあの連帯感、たまらないです。


      さて、伊丹空港からモノレール、阪急宝塚線と乗り継いで梅田に着いた。冷たいものでも飲もうと思いプロントに入りオーダーの列に並んだのだが、店員さんから「まず席をお取りください。」と言われた。そうか、大阪では席を確保してからオーダーするのか、そう合点して早速空いている席を探した。


      注文してから席を取るのか、それとも、席を取ってから注文するのか。一般的に関西では、席を取ってから注文すると言われている。せっかく注文してコーヒーを手にしたのに、席がなければ「路頭に迷って」しまう。関西ならではの合理精神が垣間見られるが、この習慣に慣れていない関東の人は一瞬戸惑うかもしれない。でも、まあ、こういうのは習慣の問題だから、どうこう言っても仕方ない。


      お酒を飲む時間を確保するため、試合の途中で甲子園球場を出て、阪神線に乗って梅田に戻った。梅田で飲むときは新梅田食道街か大阪駅前ビルのどちらかにだいたい決めている。今回は、新梅田食道街にした(「食堂」ではなく、「食道」というところに、食に対するこだわりを感じる。)。


      居酒屋と立ち飲み屋を都合3軒回った。美味しいものを鱈腹食べて、日本酒もかなり飲んだが、それでも3軒合計でお勘定のほうは7千円足らずと、極めてリーズナブルだった。もちろん僕の大好物である串かつは、甲子園球場に行く前に、二度漬け禁止で8本ばかりいただいていた。


      さて、新梅田食道街、一軒目の居酒屋で飲んでいたときの話。横のテーブルにビジネスマンとおぼしき3人組が口角泡を飛ばしながら、会社と上司の悪口を言っていた。僕は黙って彼らの話を聞いていたが、日本酒を注ぎあっているうちにヒートアップしてきて、だんだん聞くに堪えない話の内容になってきた。


      酒場ではよくある光景だ。今日も日本全国で、同じような光景が展開されているに違いない。それにしても、他人の悪口というのは、どうして人間に快感をもたらすのであろうか。それは多分、他人の悪口や欠点を口にすることで、優越感を覚えるからだと思うが、他人の悪口って、言い始めたらキリがないね。僕もできるだけ他人の悪口は言わないように心掛けているけれど、でも、たまには言ってしまう。たまにだったら、仕方ないと思うけど、如何?


      まあ、そういう僕も、誰かから悪く言われているに違いない。それもまた、仕方ないね。だって、自分の悪いところって、自分では見えないからね。

      | red | | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        男と男、女と女の間にも、深くて暗い川がある?
        JUGEMテーマ:日記・一般




        おじさんの話。


        作家の林真理子さんが、週刊文春でオジサンについて書いていた。林さんによると、この国では、オジサンは二つに分かれるという。一つは、なでしこジャパンを世界一に導いた佐々木監督のように、本当に女性を同志と思える人。そしてもう一つは、どんなことをしてもそう思えない人。


        東京オリンピックで女子バレーを金メダルに導いた大松監督は「黙って俺についてこい」と選手を引っぱったが、そこにはやはり、支配するものとされるもの、男と女の図式があると林さんは指摘する。

        佐々木監督は確かに女性選手に優しそうだし、オヤジギャグ連発で選手に親しまれている感じがする。一方の大松監督は鬼監督と言われ、スパルタ式で厳しく選手に接したかもしれない。


        しかしながら、大松監督にも選手に対する人一倍の愛情はあっただろうし、佐々木監督にも時には厳しい愛のムチを行使する場面はあっただろうと思う。「黒の舟唄」の歌詞ではないが、男と女の間には深くて暗い川があるもので、表面的な見た目とか形だけでは、男女間の本当のところはなかなかわからないような気がする。


        もう一つ。林さんによると、オジサンは、女性を同志と思える人とそうでない人に分かれるということだが、この「オジサン二分割説」がもし正しいとすると、この説はオジサンにとどまるものではなく、若い男性についても同じことが言えるのではないかと、僕は思う。新宿あたりで頻繁に飲んでいると、男性の女性観というのは、年齢、世代と無関係であることがよくわかる。なんとなく古い女性観を持っている若い男性もいるし、逆に、なんとなく新しい女性観を持っている年配の男性もいる。


        男もいろいろ、そして、女もいろいろ。男のことも、女のことも、そして、男女のことも、結局は誰もよくわからないのではないか、そう僕は思う。


        さて、今週から来週にかけて、出張+プライベート旅行が続く。少し前、出張先の釧路から戻った。明日はプライベートで大阪に行く。来週火曜日から木曜日までは、仕事で北海道を回る。ということで、記事の更新ペースが少しダウンします。


        写真は、昨日撮った釧路の様子。サンマ漁船が停泊している。残念ながら今年も、サンマ漁は厳しいとの見方が現地では出ていました。

        | red | 北海道 | 00:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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          オールスター、日頃から見慣れてます。
          JUGEMテーマ:日記・一般



          プロ野球の話。


          僕は小さい頃からジャイアンツのファンだ。野球をやっていた小学生の頃、ユニフォームにつけていた背番号は3、つまり、長嶋選手の背番号だった。同い年で左利きのいとこも野球をやっていて、彼の背番号は1、つまり、王選手の背番号だった。こんな感じで、一つのチームのなかに、1番と3番をつけた選手が複数いることはその頃珍しいことではなかった。


          北海道にいたその頃、パリーグには全然興味がなかった。プロ野球といえばセリーグ、そう思っていた。当時から、実力のパ、人気のセといわれていたが、今回行われたオールスターゲームの結果を見ても、それはいまだに変わらないのかもしれない。


          今週土曜日、甲子園球場で阪神−横浜戦を観戦するために、大阪に行く。僕はジャイアンツファンであるが、数年前に初めて甲子園球場に行って以来、阪神ファンではなく、「阪神ファンのファン」になってしまった。情熱的だが、ちょっとだけ冷めているところがある、その応援姿勢が好きになったのだ。今回も、阪神応援団がいるライト側のスタンドに座席を取った。


          公式戦の緊張感はたまらない。その緊張感を求めて、ファンは球場に足を運ぶのだと思う。それに比べると、オールスターゲームというのは、緊張感に欠けているように思う。なるほど、一堂に会したスター選手のプレーを一度に見られることは、いいことかもしれない。しかしながら、所詮「お祭り」の域を出ないから(オールスターゲームの成績はレギュラーシーズンの成績に反映されない)、緊張感のある真剣勝負は成り立ちようがない(選手が不真面目に野球をやっているという意味ではありませんので、あしからず。)。


          それと、セ・パ交流戦が行われるようになってから、セ・バの垣根はなくなった。セリーグ志向の僕でも、パリーグの主力選手の名前と顔が一致するようになった。そうなると、オールスターゲームをわざわざ行って、セ・パの選手を一堂に集めて野球をやる意義が、かなり薄れたのではないだろうか。


          オールスターゲームはもういらないのではないか、これが僕の意見だ。オールスターゲームをやるくらいなら、レギュラーシーズンの試合数をもう少し増やして地方球場にどんどん出かけて行き、少しでも多くのプロ野球ファンに、プロ野球の醍醐味をじかに披露したらいいのではないかと思う。


          さて、写真は、新宿ゴールデン街5番街にあるバー「琥珀」。美人ママの優ちゅん、今夜もほろ酔い気分で「舌好調」でした。

          | red | 雑感 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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            「コクリコ」と「ココリコ」、似て非なるもの?
            JUGEMテーマ:日記・一般



            音楽の話。


            アニメ「コクリコ坂から」のCMで流れている曲が気になっていて、調べてみたら、手嶌葵さんという女性歌手が歌っていることがわかった。そこでさっそく今日、新宿のTSUTAYAで彼女のアルバムを一枚買ってきて、聴いてみた。


            今から16年前、スピッツの「ロビンソン」を初めて聴いたとき、「懐かしいなあ」と思った。上手く説明できないけど、この曲を聴いていると、自分が子どもの頃に連れ戻されるような感じがして、その頃出合った風景がいくつも浮かんできた。


            手嶌さんの曲を聴いていると、この「ロビンソン」に出会ったときと同じような気持ちになった。それと、僕は聴いてるうちに、手嶌さんの声と歌い方が、ある歌手のそれに似ていることに気づいた。それは、学生運動後の時代の孤独感、挫折感などを歌った森田童子だ。若い方々は知らないと思うけど、今から18年前、彼女が歌った「ぼくたちの失敗」がドラマ「高校教師」で主題歌として使われた。You Tubeでもこの曲はアップされているので、是非聴いてみてください。


            「コクリコ」が最初覚えられず、いつも「ココリコ」になっていた。「ココリコ」だと遠藤、田中コンビになってしまう。くだらない話で恐縮です。


            写真は、新宿駅西口。手嶌さんの曲は懐かしい感じのするものなので、モノクロにしてみました。

            | red | | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              上がらないロケットが、本当は多いのです。
              JUGEMテーマ:日記・一般



              ロケットの話。


              直木賞の発表が先日あり、池井戸潤さんの『下町ロケット』が受賞した。僕も早速この本を購入して読んでみた。


              池井戸さんが書かれた本を読んだのは初めてだったが、楽しく読ませてもらった。この本は、下町の小さなメーカーである佃製作所の奮闘を描いたもので、お金をなかなか貸してくれない銀行との折衝、特許技術をめぐる大手企業との攻防など、中小企業が直面しそうな問題、トラブルを中心に、物語は展開する。


              佃製作所は結局、巨大な敵を相手にすべての戦いを勝ち抜き、佃社長の夢であった、同社のバルブシステムを搭載した国産ロケットの打ち上げを成功させる。ハッピーエンドでめでたし、めでたしという感じなのだが、ちょっとだけ思ったこともある。


              僕もビジネスマン生活を30年近くやってきて、銀行との厳しい折衝に臨んだり、特許の一つである商標権問題である会社と切った張ったの戦いをしたり、その他数え切れないほどいろいろな問題に取り組んできた。それらのことを通じて得た教訓は、この世の中、自分たちの思うように行くことが、本当に少ないということだ。どうだろう、勝つ数より、負ける数のほうが間違いなく多いのではないだろうか。


              佃製作所のように、夢を持って真面目に仕事を続けていれば、ハッピーエンドが必ず待っている、読者にそう訴えて希望を与える、それも小説の一つの書き方なのかもしれない。でも、現実を冷静に直視すれば、たとえ夢を持って真面目に仕事をしていても、報われないことばかり(最悪、倒産に追い込まれてしまう)、そういった中小・零細企業のほうが実際には圧倒的に多いのではないだろうか。


              努力しても報われない、この世の中は辛いことばかり、そんな「無常」を描くことが、小説のもう一つの書き方のような気がする。性格が暗いせいか、ハッピーエンドの小説より、この世の辛さを改めて訴える小説のほうが、僕はどちらかというと好きだ。


              さて、今年は原発事故の影響で、東北、関東のお祭り、花火大会などが中止されている。露天商をやっている知り合いの方に先日新宿であったら、仕事がなくなって収入が激減していると話していた。そんななか、福島県いわき市の露天商15人が、原発事故により本来得られるはずだった収入が得られなかったとして、東電に9200万円の損害賠償請求を行った。


              そもそも、長年続いているお祭りや花火大会を中止する必要があるのかと思う。ここまでくると、原発事故に対する過剰反応のような気がする。


              僕の住んでいる高円寺で毎年行われている「東京高円寺阿波おどり」は、来月下旬、予定通り開催される。よかった。写真は、昨年の阿波おどりで撮ったもの。ちょっとだけ、エロアングル。

              | red | | 14:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                なでしこと、100点の秀才。
                JUGEMテーマ:日記・一般



                なでしこの話。


                美空ひばりさんに「柔」という曲がある。その出だしは、こうだ。


                勝つと思うな 思えば負けよ
                負けてもともと この胸の


                「柔」は柔道に関する曲であるが、この出だし部分の意味は「負けを恐れず虚心坦懐に戦え、負けてもともとではないか」、そんな感じだと思う(違うという方もいらっしゃるかもしれないが。)。


                なでしこジャパンが、ワールドカップで優勝し、世界一になった。日本人の一人として、とても誇りに思う。大会MVPに輝いた澤キャプテンをはじめ、なでしこジャパンの選手たちがどのような心構えを持って決勝戦に臨んだのかは知らないが、思うに、「柔」のような心境の選手もいたに違いない。


                なでしこジャパンのエースはなんといっても澤選手だ。延長戦で決めた同点ゴールはまさに「奇跡的」だった。僕の想像だが、澤選手の実力はこんなものではなく、もっともっと結果を出せる能力があるように思う。


                中学生のとき、担任の数学の先生が興味深い話をしてくれた。テストで100点を取った生徒と、95点を取った生徒の実力では、とのくらいの差があるのか。5点?正解は、無限大。どういうことかと言うと、100点を取った生徒は、また100点を取れる可能性がある、つまり限界がまだ決められないが、95点を取った生徒は、100点を取れなかったという限界がすでに見えてしまっている。その意味で、この二人の実力の差は5点ではなく、無限大だと先生は言ったのだ。


                この例にならうと、澤選手は、100点を取った生徒だと僕は思う。100点を取った生徒が猛勉強したように、澤選手も過酷で猛烈な練習をこなしてきたのだと思う。優勝後、澤選手は泣かなかった。100点を取る生徒が、たとえ100点を取っても平然としているように、澤選手も泣きじゃくることはなかった。こういうところに、彼女、そしてなでしこジャパンの凄さを感じる。


                あらためて、なでしこジャパン、世界一おめでとうございます。

                | red | 時事 | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                  メス>オス、生物のことです。
                  JUGEMテーマ:日記・一般

                   
                  オスとメスの話。


                  アルベール・カミュ『異邦人』の主人公ムルソーは、ちょっとしたことから殺人を犯してしまう。犯行の動機を裁判で聞かれたムルソーは「太陽が眩しかったから」と答える。


                  真夏日、熱帯夜がこうも続くと、殺人こそしないものの、僕も投げやりな気分になることがある。結果、お金を貯めて買おうと思っていたものを、つい、衝動買いしてしまう。


                  『異邦人』は社会の不条理を書いたとされるが、この世の中は不条理だらけ、多くの人がそう感じているかもしれない。不条理ということではないが、生物のオスとメスでは、圧倒的にメスが優位というか、重要であるということを、生物学者の池田清彦さんが言っている(『オスは生きているムダなのか』)。


                  僕は初めて知ったのだが、メスしかいない生物が世の中にはたくさん存在するのだそうだ。この場合当然、繁殖はメスだけで行うことになる。一方、生物界には、オスだけしかいない生物と言うのは、存在しない。池田さんは、ヒトを含め、生物の世界では、オスよりもメスのほうが重要だと書いている。


                  明日早朝、ワールドカップで優勝を目指す「なでしこジャパン」を見ていると、女性の精神的強さを改めて思い知らされる。この世の中から男性が一人もいなくなっても、女性だけで人類は繁殖し続け、種は保存されていくような気になってしまう。そのくらい、生物的には、女性は優位にある。


                  最後に、ちょっとだけエロな話(池田さんは学問として、もちろん真面目に書かれているのだが。)。人間の外部形態は左右対称であるが(例えば、目、耳。)、男女を通じて、あるものだけが、左右対称になっていないものがある。それは、何か?答えは、ズバリ、陰嚢(いんのう)である。通常は、左のほうが大きい。さっそく皆さん、ご自分の陰嚢の大きさをご確認ください。


                  写真は、新宿駅東口。午後5時過ぎだというのに、太陽が眩しい。

                  | red | | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                    エネルギーもエロエロ、否、いろいろ。
                    JUGEMテーマ:日記・一般



                    冷静になる話。


                    菅首相は一昨日、「脱・原発依存」宣言をした。将来的には、原発のない社会を目指すという。この宣言については賛否両論あるが、当然のことだと思う。ただ、国のエネルギー政策は我々国民の生活に直結するものであるから、いずれにせよ、精度を上げた議論が必要だ。


                    日本国民だけではないと思うけど、大衆というのは実にムードに流されやすく、扇動に弱い。福島第一原発事故でこれだけ多くの人が苦しみ、不安を抱いている現状を、報道などを通じて毎日のように目の当たりにすると、原発なんか廃止してしまえ、そう思いたくなるのは人情だと思う。けれども、ここはひとつ冷静になって、原発のことも含め、エネルギー全体のことをみんなで議論したらいいと思う。


                    一般論になるけれど、どんなことにも、いいところ(メリット)、悪いところ(デメリット)がある。エネルギーについても、原発、石油、石炭、太陽光、風力などについて、それぞれがメリット、デメリットを持っている。完璧な人間がいないように、完璧なエネルギーもないわけだ。ならば、それぞれのメリット、デメリットを白日の下に晒し、どのような組み合わせが我々にとって最も幸福な組み合わせなのか、そこを議論すべきだろう。


                    中部大学の武田邦彦教授はその著書『エネルギーと原発のウソをすべて話そう』で、大震災後、石原東京都知事がパチンコは電気の無駄と発言したことについて、次のように冷静に反論している。


                    パチンコというのは、一つの店舗に多くの人間が集まり集中して娯楽に興ずるという意味で、省エネなのだ。もし、パチンコをしている人たちがそれをやめて、それぞれの自宅に帰り、一軒一軒すべて電気をつけ、ゲーム機につなぎ、テレビをつけてゲームをすれば、そのほうが電力を消費することになる。


                    なるほど、そういう考え方もあるのか、そう思ってしまう。武田教授はとても冷静な方で、常識を疑え、そんな姿勢を、著書を拝見すると感じる。こういった姿勢は学者ならではのものなのかもしれないが、我々も世の中の大きなムードに流されることなく、武田教授と同じような姿勢を持つことが必要なのではないだろうか。


                    写真は、新宿。靖国通りと新宿通りの間の一角だが、緑が結構ある。


                     

                    | red | 時事 | 19:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      性格の不一致? みんな不一致ですから。
                      JUGEMテーマ:日記・一般




                      離婚の話。


                      僕は独身。結婚の経験なし。そんな半人前の男が離婚について語ることは許されないのかもしれないが、そこはひとつ寛容な気持ちで対応願いたい。


                      俳優の高嶋政伸さんが離婚裁判中だという。夫妻は昨年から離婚を前提とした調停に入っていたが合意できず、裁判に持ち込まれた。離婚裁判にいたった原因は「お互いの性格の不一致、考え方(生活観、仕事観)の相違」と高嶋さんは述べている。


                      「長く生活をともにしている間に、考え方や価値観の小さな違いが積み重なり、それがだんだん大きくなってしまった。」。これは、脚本家・三谷幸喜さんと女優・小林聡美さんが今年5月に離婚したときの離婚理由だ。


                      どちらの離婚理由も似ている。「性格の不一致」「考え方の相違」。よくよく考えてみると、「性格の不一致」って、よくわからない言葉だ。性格って、そもそもみんな違うよね。「考え方の相違」にいたっては、ますますよくわからない。考え方って、同じことも確かにあるかもしれないけど、異なることのほうが圧倒的に多い気がする。


                      それじゃ逆に、「性格が一致」「考え方が同一」の夫婦は離婚しないのかと言えば、そんなことはないだろう。僕の両親は、些細なことから大きなことにいたるまで、いちいち意見があわなかった。そんな両親の姿を僕は好きではなかったが、それでも両親は離婚しなかった。


                      「僕は妻のことを嫌いになった」「私は夫のことを嫌いになった」、そう正直に言ってくれたほうが、聞いているほうはスッキリする。「性格の不一致」「考え方の相違」という言葉はタレント、有名人などが離婚する際に用いる常套句であるが、なんとなく白々しい。離婚と言う辛い状況にある人たちをそんなに攻めなくても、そういう意見もあるかもしれないが、それにして、たまには常套句以外の離婚理由を聞いてみたいものだ。なぜなら、タレント、有名人の方々は表現力が命なのだから。


                      写真は、「LOVE」のモニュメント。新宿界隈では結構有名。でも、すぐ横には新宿警察があるので、この辺でチョメチョメしていると、警官に捕まりますのでご注意を。

                       

                      | red | 雑感 | 19:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                        ゲイのためなら、女房も泣かす、否、芸のためならです。
                        JUGEMテーマ:日記・一般


                        浅草の話。


                        僕は、上野のある会社に勤めている。浅草は上野からすぐなので、仕事をたまにさぼって、浅草寺のあたりをぶらつくことがある(写真)。今日も少し時間があったので、ちょっとだけ外出しますと部下に言い残して、浅草寺にやってきた。


                        暑さのせいか、浅草寺境内の人出は多くなかった。外国人観光客はミネラルウォーターを手にしながら日陰を選んで歩いていた。たまに聞こえてくる風鈴の音も涼しげであるが、この酷暑のなかでは効果は薄い。そんななか、お参りを済ませた僕は、留守番をしている部下のためにと、雷門入り口にある老舗の人形焼屋に寄って人形焼を20個買った。


                        有名芸人には、浅草のストリップ劇場出身者が少なくない。渥美清、東八郎、萩本欣一、坂上二郎、ビートたけし、ビートきよしなどがいる。矢野誠一さんが書かれた『昭和の藝人 千夜一夜』の冒頭で矢野さんは、芸人と芸能人の由来、違いなどについて説明されている。


                        芸人たちは閉鎖社会を構成し、市民社会の要求する道徳律や倫理を無視した、奔放無頼な生き方がある程度許容されていた。その結果芸人には、河原者と呼ばれ差別されていたコンプレックスを、エネルギーに転化する独自のテクニックを有したが、一方、芸能人は、あふれんばかりの輝きを出すエネルギーを失っている。つまり、矢野さんは、芸人支持なのだ。


                        渥美清、萩本欣一、ビートたけしなどは、なるほど芸人と呼ぶに相応しい感じがする。一方、今、連日のようにテレビで活躍する「芸人」と呼ばれる主に若い人たちは、矢野さんの言うところの芸人にはなんとなく当てはまらない感じもする。


                        芸人と芸能人を神経質に分けて議論することにどれだけの意味があるのか、そういう意見も確かにあるだろうと思う。ただ、矢野さんには芸人に対する尊敬、こだわりがある。それはそれで、傾聴に十分値することだと僕は思う。

                        | red | | 20:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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