人生はいろいろ。そして、人生はエロエロ。
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      旧郎旧婦様には、「ご終儀」を。
      JUGEMテーマ:日記・一般



      離婚の話。


      僕のブログのタイトルは「人生いろいろ、人生エロエロ。」であるが、寺井広樹さんが書かれた『離婚式にようこそ』を読んで、男と女の間には本当にいろいろなことが起きるものだと、改めて感じた。


      寺井さんは若干31歳であるが、小さい頃から「結婚式があるのに、どうして離婚式がないのだろう」と疑問を持っていたというから、並みの人間ではない。彼の現在の肩書きは「離婚プランナー」。3年前から離婚式を執り行ってきて、これまでに90組以上が「めでたく」離婚式を挙げたのだそうだ。


      離婚する二人は新郎新婦ではなく「旧郎旧婦」と呼ばれる。式には主に彼らの友人たちが集まるが、旧郎旧婦の両親が出席することもあるというから、そこだけ見ると結婚式と何ら変わらない。しかしながら、結婚式と決定的に違うところは、結婚式では結婚指輪を交換するが、離婚式では「結婚指輪のハンマー割り」をするのだ。結婚の象徴である指輪をハンマーで思い切り叩き割り、スッキリした気分で離婚し、そして、お互いの新しい人生の出発を祝おうというわけだ。


      離婚式ではオプションで、結婚から離婚までの「スライドショー」も上映可能というから、気が利いていると言えば気が利いている(一体、どういう気分で旧郎旧婦は観るのかね。)。面白いのは、結婚式の「ご祝儀」に相当するものが、離婚式では「ご終儀」と呼ばれ(離婚だから、結婚が「終わり」というわけだ。)、友人などで持ってくる人がいるのだそうだ。


      これまで実際に離婚式をやったのは90組だが、問い合わせは6千件以上あるという。離婚式はこれから一気に増えていく可能性は十分あるような気がする。それにしても、あまり深刻な雰囲気にならずに離婚式が出来るというのだから、日本人というのは実にユーモアのセンスがある国民だと皆さん思いませんか?


      写真は、新宿駅西口の今夜の様子。午後6時半頃だったけど、辺りはすっかり暗い。秋も深まってきて、熱燗が美味しい時期になってきた(昨日は、熱燗ではないけど、日本酒を常温でガバガバ飲んでしまった。ということで、今日は休肝日にしました。)。

      | red | | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        射精の話は、そっとしておく。
        JUGEMテーマ:日記・一般



        射精の話。


        河合香織さんが『セックスボランティア』という本を出したときに、そのタイトルに興味をそそられ、すぐ買って読んだ。詳しい内容は覚えていないが、肉体的な障害によってセックスやマスターベーションが出来ない男性に対して、無償でお手伝いをする女性が存在すると言う話だったと思う。


        本を読み終わり、驚いた部分も確かにあったが、それよりも「そういう世界があってもおかしくないなあ」と、妙な納得感を覚えた。それと同時に、セックスボランティアという存在が、世間であまりセンセーショナルに取り扱われないことを祈った。


        先週だと思うが、ヤフーニュースに、障害者などに対して射精介助をするNPO法人があるという記事が出ていた。「やっぱり、出てしまったか」、瞬間的に僕はそう思った。これから多分、セックスボランティア(この言葉はなくなってほしいと、NPO代表者は話しているが)は必要か否か、障害者の性はどう考えるべきかなど、いろいろな議論がなされるに違いない。


        しかしながら、いくら議論を尽くしたとしても、みんなが納得する結論は出ないと思う。性の問題は人間であれば誰もが抱える普遍的な問題であるが、同時に、なかなか正面切ってオープンに話しづらい話題でもある。まして、健常者ではない障害者のこととなると、議論はより一層デリケートにならざるを得ない。


        みなさんもいろいろご意見をお持ちかと思うが、僕の意見は、ちょっとズルいかもしれないが、セックスボランティアについては「そっとしておきたい」と考えている。そっとしておくというのは、具体的には、現状を追認し、議論をあまり拡大しないということである。ズルいのはわかっているが、現状、僕はそう整理したい。


        写真は、新宿三丁目交差点にある、追分だんご。秋とだんごは、なんとなく相性がいいね。

        | red | 雑感 | 08:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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          岸辺のアルバム、家族の絆。
          JUGEMテーマ:日記・一般




          アルバムの話。


          東日本大震災が発生してから半年が過ぎたが、行方不明者はいまだに4千人以上いるという。瓦礫のなかから津波で汚れてしまったアルバムを見つけ出し、行方がわからない肉親の無事を祈り続ける被災者の姿を見ると、胸が痛む。


          家族の絆を確認できる唯一のものが、アルバムなのかもしれない。今から37年前の9月、台風によって堤防が決壊し、東京都狛江市の民家19戸が多摩川の濁流に呑み込まれてしまった。脚本家・山田太一はこの水害をもとに、「岸辺のアルバム」を書いた。この作品は昭和52年にTBSでドラマ化され、テレビドラマ史に残る名作となった。


          この作品は、一見幸福そうに見える中流家庭の崩壊を描いた。夫婦と子ども二人の4人家族。ただ、妻は不倫し、娘は家族に心を閉ざすなど、それぞれが問題を抱えている。そんな家族に突然水害が襲う。避難勧告が出るなか、母親はアルバムを探す。家庭内にいろいろな問題があっても、家族の絆をかろうじて確認できるものは、やはりアルバム以外にはなかったのだ。


          父親役は杉浦直樹、妻役は八千草薫が演じた。また、大学生の娘役は中田喜子が、そして高校生の息子役は当時新人だった国広富之が演じた。なかでも、それまで清純派のイメージしかなかった八千草薫が、先日亡くなられた竹脇無我と不倫するという設定は、なかなか斬新なものだった。


          ご存知のとおり、「岸辺のアルバム」で厳しい父親役を演じた杉浦直樹さんが一昨日、亡くなられた。一九分けの髪型があんなに似合う男優はそういないような気がする。ご冥福をお祈りいたします。

          | red | テレビ | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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            三角関係の「3」には、魔術があります。
            JUGEMテーマ:日記・一般



             「3」の話。


            テレビを観てお気づきの方も多いと思うが、今や国民食的食べ物となった感のある日清食品のカップヌードル発売年と、日本マクドナルドの一号店オープン年がともに1971年で、今年で40周年を迎える。調べてみたら、発売当時の販売価格はカップヌードルが100円、ハンバーガーが80円だったというから、驚くことに、価格はともに40年間ほとんど変わっていないのだ。


            カップヌードルとマクドナルド・ハンバーガーは、日本のファーストフード業界における二大ヒット商品と言われている。ところで、カップヌードルの調理時間はご存知のとおり3分間である。この3分間という時間は「日本人が長くも短くも感じない時間」なのだそうだ。


            一方、マクドナルド・ハンバーガーのほうであるが、カウンターで注文して皆さんは、何分くらい経つとイライラが始まるだろうか。ある調査によると、店頭における待ち時間の我慢の限界は、やはり3分間なのだそうだ。このように見てみると、3分間という時間にはある「魔術」のようなものがあるような気がする。


            3分間ではなく、僕は「3」という数字自体に「神秘性」があるのではないかと思う。日本では、「3」という数字を使った表現が、他の数字を使った表現よりも圧倒的に多い。日本三大祭り(大体が、日本三大○○である)、御三家、三種の神器、三部作、三冠王、三原則、三段論法、三角関係など、「3」を使った表現は枚挙に暇がない。思うに、「3」という数字は調和がとれているというか、安定感がある数字なのではないだろうか。


            僕の好きな酒に関する話だが、居酒屋評論家の太田和彦さんによれば、飲み会で一番コミュニケーションがとりやすいのは3人で飲む場合なのだそうだ。なるほど、2人(つまり、マンツーマン)では気が休まる暇がないし、4人では自分が喋れる時間が制限され、他の3人の話もいちいち聞かなければならず多少煩わしい。そう考えると、3人の飲み会には抜群の心地よいバランスが存在しているように思う。


            ちなみに、僕の誕生日には、「3」が二つ入っています。でも僕の場合、「3」は「神秘性」ではなく、強烈な「エロ性」のような気がします。


            さて、昨日の暴風雨は凄かったですね。雨が上がってから、僕は帰宅難民を装い(帰ろうと思えば帰れたのですが)、新宿でヘラヘラ飲んでしまいました。気がついたら時計の針は日付変更線を大きく超えていました。本当に僕はアホな人間です。


            写真は、新宿思いで横丁にある「カブト」。うなぎ、もつ焼きの老舗だが、僕もこういうお店一軒で終わればいいのだが、それからダラダラ飲み続けるからイケナイ。

            | red | | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              法隆寺よりも、ドライアイス工場のほうが、美しい。
              JUGEMテーマ:日記・一般



              工場とダムの話。


              僕がたまに行く新宿ゴールデン街のある店に、工場の夜景ばかりを撮ったDVDと、ダムの放水シーンばかりを撮ったDVDが置いてある。昨年、僕はそれらのDVDを初めてその店で観た。「超マニアックなDVDだなあ」とそのとき思ったが、その後、工場ファン、ダムファンが結構いることを知って、僕は少し驚いた。


              原武史さんが書かれた『「鉄学」概論』を読んでいたら、工場ファンやダムファンが結構いる理由を、なんとなくわかったような気がした。作家の坂口安吾は、かつて茨城県の取手に住んでいて、常磐線に乗って東京に行く途中、いつも東京拘置所(当時は、小菅刑務所と呼ばれていた)を見ていた。安吾はエッセイで「勿論、この大建築物(小菅刑務所)には一ヶ所の美的装飾というものはなく、どこから見ても刑務所然としており、刑務所以外の何物でも有り得ない構えなのだが、不思議に心を惹かれる眺めなのである。」と書き、「利根川の風景も、手賀沼も、この刑務所ほど僕の心を惹くことはなかった。」と述べている。


              利根川や手賀沼よりも、小菅刑務所のほうが安吾には美しく見えた。安吾は、小菅刑務所は「美」というものを一切考えずにつくられていて、あるのはただ「必要」であり、「必要なもののみが、必要な場所に置かれ」「必要のみが要求する独自の形が出来上がっている」、だからこそ美しいと言っている。


              それにくらべ、「法隆寺だの平等院は、古代とか歴史というものを念頭に入れ、一応、何か納得しなければならぬような美しさである。直接心に突当り、はらわたに食い込んでくるものではない。」とし、一方、「小菅刑務所とドライアイスの工場は、もっと直接突当り、補う何物もなく、僕の心をすぐ郷愁へ導いて行く力があった。」と、安吾は当時、ドライアイス工場に魅力を感じていたことがわかる。


              結論であるが、工場やダムには、余計なモノが一切そぎ落とされた「必要美」のようなものがあり、そこに人間は感動するのかもしれない。安吾はそのことを70年も前に気づいていたわけだ。


              写真は、神奈川県、磯子の工場群。また、夜景.COMから拝借しました。

              | red | | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                私の性別は不確定、Xです。
                JUGEMテーマ:日記・一般



                性に関する話。


                「生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的にはそれとは別の性別であるとの持続的な確信を持ち、かつ、自己を身体的及び社会的に他の性別に適合させようとする意思を有する者」。


                これは、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」第二条の一部で、「性同一障害者」の定義を行った部分である。法律なのでわかりにくい表現になっているが、要するに、男性として生まれたにもかかわらず、自分は女性であると信じて生きている人(もちろん、その逆もある。)のことを、性同一性障害者と言っているのだ。


                この手の話で必ず引き合いに出されるのが、カルーセル麻紀さんだ。ご存知のとおり、「彼女」はもともと「彼氏」として北海道釧路市に生まれた。たまたま(玉々?)なのだが、カルーセルさんの実家は僕の実家に近い。それはどうでもよいのだが、この法律のお陰で、カルーセルさんは正式に「女性」となることができた。


                この法律が出来る前、海外に行って入国審査を受けるときにカルーセルさんは困ったと言う。なぜなら、パスポートのSEX欄は「男性」となっていのに、見た目は女性なので、入管でいろいろトラブルもあったらしい。


                このように、性の問題は、海外に行って入国審査を受ける際に差別というか、トラブルを起こす原因の一つになっていた。そんななか、オーストラリアでは昨日から、パスポートの性別表示に「男性」「女性」のほかに、「不確定」という表示が追加された(具体的には「X」と表示される。)。オーストラリアでも日本と同じように、医師の同意書などを添えて申請すれば、パスポートの性別を自分が望む性別に変更できるのだが、今後は、医師の同意書がなくても、「不確定」という選択をしてパスポートを作成することができるようになったわけだ。


                だが、素朴な疑問が僕にはある。例えば、性別欄に「X」と表示されたオーストラリア人が観光で日本にやってくる。成田の入国審査でパスポートを見た審査官は「この人は性同一障害者だ」ということを理解する。しかしながら、性同一障害者であることを理由に入国拒否できないのであれば、そもそも論として、パスポートに性別を表示する必要性がどこにあるのだろうかと疑問なのだ。


                パスポートのことについては素人なので、僕の疑問に対する回答を頂戴できれば助かります。それにしても、「不確定」という言葉はいかにも中途半端でわかりにくいね(翻訳上そうならざるを得ないのかもしれないが)。


                写真は、タレントの椿姫彩菜さん。性同一障害に悩んできた「彼女」であるが、最近テレビに出てないね。どうしたのかなあ。

                 

                | red | 雑感 | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                  英語よりも、武士道精神です。
                  JUGEMテーマ:日記・一般



                  国語力の話。


                  野田政権発足早々、「事件」が起きてしまった。「事件」とはもちろん、鉢呂前経産大臣の辞任のこと。辞任のキッカケとなったのは、原発周辺地のことを「死の町」と言ったこと。ここまでであれば、野田首相も「お咎めなし」にする方針だった。ところが、原発視察から戻り、ある記者の体に触れるような仕草をして「放射性物質をつけたぞ」という趣旨の発言をしたことで、首相は鉢呂氏を「更迭」せざるを得なくなった。


                  「適材適所」で大臣を選んだ、組閣の際に野田首相はそう言った。だから、野田首相に鉢呂氏に関する任命責任があるとかないとか、そういうことが議論になろうとしているが、それ以前の問題として、言葉が命であるはずの大臣、国会議員に「国語力」が備わっているのか否か、その議論をすべきではないかと僕は思う。


                  ベストセラー『国家の品格』の著者である藤原正彦さんは、日本人は、日本の国語である日本語をもっと勉強すべきであると書いている。藤原さんは英語の達人であるが、長い海外生活の体験を踏まえると、国際人として通用するためには(通用するというのは、人間として尊敬されるということ。)、英語を勉強する前に、日本語をしっかり身につけることが必要だというのだ。


                  日本語の勉強には、古典や漢文の勉強はもちろんのこと、惻隠の情(=そくいんのじょう、人を思いやる気持ちのと。)を説いた武士道精神の勉強も欠かせないという。このことからもわかるように、日本語そのものの勉強というより、伝統的な日本人の情緒、日本文化といったものを身につけるべきだ、藤原さんはそう言いたいのだと思う。


                  大袈裟かもしれないが、人が発する言葉というのは、その人の人格、人生そのものような気がする。丁寧な言葉遣いをしていた人が、急に人が変わったように、乱暴で下品な言葉を遣うようになった、そういう場面に遭遇したことはないだろうか。この人の本性というのは多分、乱暴で下品な言葉を使ったときの姿、心にあるのだろう。本性というのはなかなか隠し通せるものではないのだ。


                  国語力を持った国会議員を大臣に選べば、政権は持つのではないだろうか。なぜなら、十分な国語力があれば、周囲と上手くやっていくことが出来るからだ。


                  さて、写真は今年のミス・ユニバースとなったアンゴラ代表のロペスさん。アンゴラはどこにあるか調べてみたら、アフリカの南西部に位置する国で、ずっと内戦が続いていたようだ。そんななかで、こんな美人が生まれ、そして世界一の美女に輝くのだから、世の中というのは面白いね。


                   

                  | red | 時事 | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                    美談より、醜い話を聞いてみたい。
                    JUGEMテーマ:日記・一般



                    砂の器の話。


                    テレビ朝日系列で2夜にわたり、「砂の器」が放映された。「砂の器」は松本清張原作の長編推理小説で、これまで何度もテレビドラマ化されてきた。映画化は一回だけだが、何度観ても惹かれる映画だ。


                    新進気鋭の若手音楽家は不幸な幼少時代の記録を消し去るため、戦後の混乱期に戸籍が簡単に創れたことを利用し、それまでの本名(本浦秀夫)とは別の名前(和賀英良)を名乗り「第二の人生」を歩む。ところがあるとき、自分の過去を知る人間(三木謙一)が和賀の前に現れる。三木がいると、音楽界の栄光に傷がつくと考えた和賀は、国鉄蒲田操車場内で三木を殺す。


                    何とも切なくて、やり切れない話であるが、そこに僕はこの映画の魅力を感じる。


                    人や企業のサクセスストーリーというのもいいが、総じてつまらない。なぜなら、サクセスストーリーは、才能がもともとあったとか、ツキが味方したとか、そういう要素が大半を占めていて(血の出るような努力もあったかもしれないが。)、「あー、それはよかったね。」で終わってしまうからだ。人間というのは残酷な部分がかなりあって、サクセスストーリーよりも、人や企業が判断を誤ったとか、罪を犯したとか、嘘を言って非難されたとか、大失敗して破産したとか、そういうダメな話のほうに、興味をそそられるのではないだろうか。


                    そういえば、引退したある大物芸能人が司会をしていた番組に「深イイ話」を披露するという番組があった。僕はこの手の番組が好きではないが、想像するに、僕も含めて多くの人は、美談に満ちた「深イイ話」よりも、人間の業とか醜さが盛り込まれた「深ワルイ話」のほうに惹きつけられるのではないだろうか。「砂の器」の犯人・和賀が持っていた「業」「醜さ」は、人間であれば多かれ少なかれ誰でも持っているもので、この「深ワルイ話」に我々は人間の本質を見た思いがして、感動するのだと思う。


                    さて、今週末は新宿、熊野神社のお祭りということで、小田急ハルクの前には提灯が飾られていた(写真)。それにしても、今はまだ夏なのか、それとも暦どおりの秋なのか、よくわからない日々が続いているね。
                     

                    | red | 映画 | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      ゴルフ話、少し減らしませんか。
                      JUGEMテーマ:日記・一般



                      ゴルフの話。


                      この2週間の間に、北海道に4回出張した。さすがの僕も疲れた。若い頃なら飛行機に乗ること自体が楽しかったが、年を取ると苦痛でしかない。また、出張先では必ず羽目を外して深酒になるので、東京に戻るときはいつも二日酔い気味なのだ。


                      先週は、木曜日から二泊三日で札幌に行ってきた。木曜日はセミナーなどがあって終日忙しかったが、金曜日は取引先の接待が夜ススキノであるだけで、日中はすることがなく、仕方ないので、ホテルで朝食をとってから小樽まで出かけた(大学4年間、僕は札幌で過ごし、小樽には数え切れないくらい行ったので、馴染みがある。)。でも残念ながら小樽は、観光的には見るべきところがそう多くないと思う。


                      さて、前置きが長くなったが、ゴルフの話を少し。金曜日の夜、大切な取引先の接待をススキノの寿司屋でやった。先方は3名、当方は4名。高いだけあって料理は美味しかったが、話題のほとんがゴルフで、ゴルフをやらない僕は正直、つまらなかった。社会ネタ、芸能ネタ、下ネタなど、楽しい話題は他にたくさんあると思うのだが、7人の中で一番若い自分が、せっかく盛り上がっている話の腰を折ってはいけないと思い、大人しくしていた。


                      お付き合いもあるから、ゴルフをやったらどうかと、周囲から僕はずっと言われ続けているが、ひどい運動オンチだし、なによりも金がかかるので僕はやらない。自分で買ったことがないのでよく知らないが、高級なゴルフクラブセットを買い、ブランドの派手なウエアを身に着けると(当然、ユニクロというわけにはいかないだろう。)、諸々一式で数十万円はかかるのではなかろうか。それだけ投資する価値があるというならやるが、社会人としてのこれまでの経験を踏まえると、ゴルフをやらなくても、ビジネス上はまったく支障がないと僕は思う。


                      どんなことでも、出来ないよりは、出来たほうが良い。そういう意味では、ゴルフも出来ないより、出来たほうが良いに違いない。しかしながら、思うに、日本のビジネスマンはゴルフ、ゴルフと少しばかり騒ぎ過ぎではないだろうか。宴席で、ゴルフの話題が全体の8割くらいというのは、異常なことのように僕は思う。


                      接待でも、普通の飲み会でもいいのだが、僕の最大の関心事は、自分以外の人たちのモノの考え方・見方、少し大袈裟に言えば、Aさんとはどういう人間なのか、Bさんはどういう人生観を持った人なのか、そういうことを知ることにある。ただ、パーソナルなことを聞き過ぎることは礼儀に反するので、気をつけるようにしている。確かにゴルフの話題は和気藹々になって、いいのかもしれい。しかしながら、たまにしか会う機会のない大切な取引先の接待では、もう少し違う話題を上手に持ち出しながら、失礼のないような形で相手のことをもっと知るように努力すべきではないかと、僕は思う。


                      写真は、小樽運河(夜景.COMから借用)。そういえば、「小樽運河」という都はるみの曲があったね。


                      ♪イエスタデイを聴きながら ふたり歩いた ああ小樽運河

                      | red | 北海道 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      愛とエロスと、ユーモアと。
                      JUGEMテーマ:日記・一般



                      杉本さんの話。


                      杉本さんとは、女優・杉本彩さんのこと。ご存知のとおり、今年4月に、杉本さんは再婚していたことがわかった。先月の結婚会見で彼女は、夫のことを「身を挺して私のことを守ってくれる番犬のような人」と評し、また、どんな家庭を築きたいかとの質問に対しては「愛とエロスとユーモアのある家庭を築きたい」と、彼女らしい答えをしていた。


                      実は、僕は彼女のファンなのです。その理由の第一は、何と言っても、男として感じられずにはいられない、豊満でセクシーな肉体だ。写真集やビデオももちろん素晴らしいが、彼女の肉体的魅力を最大限に引き出したのはやはり、映画「花と蛇」だったと思う(写真)。なかでも、SMシーンは圧巻で、多分、いろいろな「攻め」に彼女は本気で感じていたに違いない。


                      ファンである理由の第二は、彼女に人間的魅力があることだ。家族のこと、仕事のこと、離婚のことなど、いろいろな事情がこれまであったようだが、彼女はそれらのことを自分なりにキチッと整理する能力を持っていて、その整理されたものに基づいて、男性との付き合い方、仕事に対する取り組み方などの「処方箋」を、自分自身で書ける力を有している。


                      こういった能力は、凡人に備わっているものではない。感受性が強く、かつ、強い意志を持った人間でなければ(彼女は、自分は「男」ではないかと言っている。)、このような能力は発揮できないであろう。彼女のことは、『リベラルライフ』という自叙伝を読むとよく理解できる。文章力も立派なものだが、なによりも、思わず頷いてしまう彼女の「モノの見方」が魅力的だ。


                      本から、一つだけ引用してみる。「男は、社会という狩りの場で、大きな獲物を捕ることに、自分のアイデンティティーを見出そうとしている。」。一方、「女は、獲物の大きさよりも、いかに自分が狙い通りに獲物を捕れるかを考える。」、杉本さんはそう分析する。「いかに自分が狙い通りに獲物を捕れるかを考える」、女性のこの特性、男性からすると、ちと怖いかも。


                      杉本さんには、これからもどんどん活躍してもらいたいと思う。

                       

                      | red | 映画 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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