人生はいろいろ。そして、人生はエロエロ。
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      秋の夜長、酒の話は聞き流さないでほしい。
      JUGEMテーマ:日記・一般



      英語の話。


      ブログ更新をさぼっていたので、今日はつまらないことを書くかもしれないが(いつもつまらないことばかり書いているが)、とにかく書いて更新してみたい。


      さて、来週はもう11月に突入する。今年も残すところあと2か月になるわけだが、1年のなかで僕は11月という月が一番好きだ。忘年会、クリスマスなどイベント続きで慌しい師走、12月を目前に控え、11月という月はとても落ち着いていて、まるで嵐の前の静けさという感じだ。


      酒飲みの僕にとって、11月は日本酒が冷酒から熱燗に切り替わる節目の月でもある。コテコテの昭和演歌を聴きながら、小汚い場末の酒場で世間の憂さを晴らすべく熱燗をぐいぐい飲む、こういう姿こそ酒飲みの憧れであるが、現実にはこんなカッコいい状況になることはない。いずれにしろ、熱燗が酒場で主役を張れるようになる季節、それが11月なのだ。


      話は変わる。ゴルフの石川遼選手に、結婚を前提とした恋人がいるというニュースが流れた。あっ、そうと思ったが、それよりも、以前から僕には石川選手に関連してある疑問があった。それは、石川選手は本当に○○○○ラーニングという方法で、英語をマスターしたのかどうかという疑問だ。


      テキストもない、ただDVDの音声を聞き流すだけでネイティブとコミュニケーションが図れるというのは本当なのだろうかと、僕はずっと思っていた。もしそれが本当だとするなら、教育の現場で大いに活用したらいいと思う。小学校から勉強を始めたら、これからの日本人は中学生くらいになると全員が英語を話せるようになるに違いない。


      戦後65年間、国家を挙げて英語教育に取り組んできたのに、英語をまともに話せる日本人がほとんどいないという重い事実を踏まえると、日本人には英語という言語がそもそも馴染まないという仮説を、どうしても立てざるを得ない。


      作家の藤原正彦さんがこのことについて面白いことを書いている。日本人の英語下手には二つの理由があるというのだ。一つは、英語と日本語はあまりにも異なる言語だということ。英語を話すアメリカ人にとって、もっとも難解な言語は日本語とアラビア語だそうだ。もう一つの理由は、日本では、日常生活で英語を必要としていないということ。植民地経験のない日本は、外国から日本語以外の言語を使うことを強要されたことがこれまで一度もなかったから、日本にいる限り、日本語さえ話せれば生活に不便がないというのだ。海外経験が長く、英語ペラペラの藤原さんがおっしゃる話だから、説得力がある。


      ○○○○ラーニングもいいのかもしれないが、実際にチャレンジして英語をマスターできるのは、僕の勘だが、100人に1人くらいではないだろうか。


      写真は、globe。中央は先日、くも膜下出血で倒れたKEIKOさん。DEPARTURESは名曲だった。早く元気になってほしいですね。

      | red | | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        脚フェチのみなさん、何を想像してますか。
        JUGEMテーマ:日記・一般




        フェチの話。


        脚(足)フェチ、手フェチ、尻フェチなど、フェチにもいろいろあるが、なかでも一番古くからあるものが脚フェチだと言われている。昨日、今年の美脚大賞が発表された。写真右は20代部門で受賞した石原さとみさんの美脚、左は30代部門で受賞した米倉涼子さんの見事な美脚である。脚フェチのみなさん、どうぞご堪能ください。


        文学の世界でもフェチはよく登場する。よく知られたところでは、文豪・谷崎潤一郎は脚フェチ、スキンフェチだったとされ、「鍵」「刺青」などの作品にそれらのフェチを感じされる場面がある。「鍵」では、ブランデーを飲みすぎて気絶したフリをしている若妻を暗い部屋で全裸にし、老いた夫が蛍光灯の光りの下で妻の乳首や足を舐め回すシーンがある(若妻を川島なお美が演じたが、これが実によかった。)。


        精神分析で有名なフロイトは、脚フェチなどのフェティシズムは、異性(この場合、性器と考えていい。)に対する不適切な代用だと言っている。その代用の代表的なものが、脚なのだ。フロイトは専門的に難しく書いているが、要するに、脚を見ながら、その人の性器のことを想像する、それが脚フェチというわけだ。


        フロイトはフェティシズムを性的倒錯(又は異常)と言っているが、僕は、フェチというのは倒錯でも異常でもないような気がする。なぜなら、多くの人がフェチの一つや二つ、持っていると思うからだ。


        まあ、ややこしい話は別にして、僕自身は脚フェチかもしれない。女性を見るとき、上半身よりも先ず下半身のほうに目が行く。下半身を見た後は全身(全体)を確認し、その後顔、胸のあたりと視線が動く。つまり、知らないうちに僕は、女性の身体をなめまわすように見ているのかもしれない。これはフェチというより、すでに変態の領域に入っているのかもしれない。変なことにならないよう、気をつけなければいけない。

         

         

        | red | 雑感 | 12:12 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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          2000万円の貯金、すぐに無くなってしまいますよ、お嬢さん。
          JUGEMテーマ:日記・一般



          年金の話。


          ちょっと硬い話で恐縮です。厚生年金の支給開始年齢が、68歳に上がる可能性が出てきた。数年前、支給開始年齢を65歳に引き上げたときには、当分の間、年金制度の変更はないと政府は宣言していたが、舌の根も乾かないうちに、支給開始年齢が引き上げられる公算が強まったのだ。


          年金問題は自分には関係ないと思う人がいるかもしれないが、人生設計の基本に係わる大切な問題なのだ。現在は原則、65歳になれば年金が支給されるが、今後仮に68歳まで引き上げられると、それに呼応して働かなければならない期間が伸びざるを得なくなる。男性はなんとかするかもしれないが、僕が思うに、女性、それも独身女性はとても厳しい状況になることが予想される。


          一般的に言えば、特別な専門知識、スキルがない女性は、60歳を過ぎると就職が困難な状況になる。結婚している女性であれば旦那の年金を当てにできるが、独身女性の場合は自分で働き続けなければいけない。いくら節約をして貯金を貯めたとしても、就職していなければすぐに貯金は底を突く。例えば、60歳のときに2000万円の貯金(資産)があったとしよう。もしその女性が東京で生活しようとすれば、家賃を含めた年間必要生活費は多分、400万円〜500万円になるだろうと思う。


          この計算前提が正しいとすれば、2000万円の貯金は4年〜5年でなくなってしまう。ところが、年金は68歳にならないと支給されないから、そうなると、3年〜4年は収入が全くない状況で生活していかなければならなくなる。その時点で、この女性は「破産」してしまうわけだ。


          68歳に支給開始年齢を引き上げざるを得ない理由は、少子高齢化の進行と年金財政の悪化だとされている。でも、この二つの理由は表裏一体をなすものであるから、突き詰めると、年金制度「改悪」の原因は少子高齢化に尽きるのである。


          僕はここで何度も書いているが、高齢化、つまり、長生きというのは、社会をいびつなものにする。高齢化が進んだとしても、経済が成長し、子どもがたくさん生まれればいろいろな社会保障制度は維持できるが、高齢化が一方的にどんどん進行してしまえば、年金、医療、社会福祉などの社会保障制度が破綻に追い込まれることは、火を見るより明らか、子どもでもわかる理屈なのだ。


          少し前にテレビを観ていたら、ムツゴロウさんこと、畑正憲さんが、なるほどと思う話をされていた。確か、今の若者は草食系などと言われて元気がないが、どうすれば元気になれるか、そんな感じの質問を畑さんはされ、それに対して畑さんは「自分の好きなことを徹底的にやって、それで年収1千万円稼げるまでがんばりなさい。」という回答された。僕は、本当に、畑さんは上手いことを言うなと、感心した。


          こういう世の中であるから、国の制度にいつまでも頼って生活するという姿勢をそろそろ、捨てなければいけないのかもしれない。その代わり、自分の力で生き抜く、そういう覚悟をすることが求められるのだろう。では、どうやって自分だけの力で生き抜くのか、それは、諺にもあるように「好きこそものの上手なれ」、つまり、自分の好きなことを極めて「その道のプロ」になるということ以外にないのもしれない。


          写真は、新宿職安通りにある有名な韓国料理店。昨日書いたが、僕のやっている酒場の二号店が明日、新宿にオープンする。今夜は景気づけの意味もあって、スタッフを引き連れて焼肉で盛り上がった。

           

           

          | red | 時事 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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            絵もない、花もない、歌もない居酒屋で、飲んでみたい。
            JUGEMテーマ:日記・一般



            居酒屋の話。


            昨日も飲んでしまった。午後6時過ぎに戦闘開始。5軒飲んで家に戻ったのは午前1時頃(だったと思う)。自分でも飲みすぎだと思う。飲酒に関するガイドラインを厚労省が発表していて、それによると、「節度ある適度な飲酒のためのアルコール量は、一日平均20グラム」なのだそうだ。


            20グラムのアルコールというのは、ビールの中瓶1本、日本酒1合、ウイスキーのダブル1杯くらいにそれぞれ相当する。昨夜のことを思い起こしてみると、1軒目ですでに僕は生ビール1杯、日本酒3合、グラスワイン2杯ほど飲んでいたから、「節度ある適度な飲酒」は1軒目の開始早々に終了してしまった感じだ。


            酒場、居酒屋といったものを僕は学生時代から好きだった。その頃はかなり貧乏だったから、焼き鳥屋や5人入れば一杯になる殺風景な居酒屋で、安い焼酎ばかり飲んでいた。たまに学生の溜まり場になっている小さなスナックに行くこともあったが、そのときはサントリーホワイトといった安いウイスキーを飲んで、ニューボトルを入れるときは(当時は1本1800円くらいだったと思う)、一緒に飲まないかとその店から電話をかけて友人を呼び出し、ボトル代をその友人と折半するというセコイこともよくやっていた。


            昭和57年に、五木ひろしと木の実ナナが歌った「居酒屋」がヒットした。作詞は阿久悠さんだった。阿久さんが書かれた『愛すべき名歌たち』によると、「居酒屋」の歌詞にある、

            ♪ 絵もない 花もない 歌もない
               飾る言葉もない 洒落もない

            そんな居酒屋が、阿久さんがイメージする居酒屋なのだそうだ。現実にはなかなかこういった居酒屋はないかもしれないが、一人で酒を飲むときは、余計なものを一切削ぎ落としたシンプルで、そして、実直な居酒屋がいいのかもしれない。


            実は僕も、酒場経営をしている。サラリーマン社長であるが、これまで酒を飲むだけの立場だった人間が、今度は酒を提供する側にも立つわけであるから、正直、なかなか上手くはいかない。それでも、新宿でバーを経営するオーナーの方々からアドバイスを貰いながら、なんとか良い酒場に育て上げようと奮闘している。


            写真は、昨夜、5軒目に行った新宿ゴールデン街、花園三番街(ただ、看板のお店に行ったものではありません。)。

            | red | | 20:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              婚前旅行ですか?
              JUGEMテーマ:日記・一般


              藤原さんの話。


              毎朝僕は、めざましテレビと朝ズバを観て、社会、経済ニュースばかりでなく、芸能、スポーツニュースも確認している。だから、結構僕は芸能ネタに強い。


              芸能人、タレントで好きな人は誰かと聞かれたら、杉本彩さんと藤原紀香さんだと僕は答える。杉本彩さんについては先日、再婚の発表があったときにここで触れた。もう一人の藤原紀香さんもどうやら、イケメン証券アナリストと再婚しそうな雰囲気である。


              藤原さんカップルが一昨日、旅行先のタヒチから戻った。成田空港には報道陣がつめかけ、質問をいろいろ投げかけた。「婚前旅行ですか?」という当然予想された質問も出たが、これに対して藤原さんは無言で手を左右に振って「違います」の意思表示をしたということであるが、この様子を見て僕はあることを感じた。


              ハッキリ言えば、婚前旅行だったのだろう。そのことをわかっていて敢えて質問するのが芸能レポーターなのかもしれないが、どう考えてもこの質問、僕にはエッチに聞こえた。婚前旅行だから、普通は「夜の営み」もあるはずである。40歳を超えた男女が一週間二人きりで海外旅行をして、何も無いというこのとほうがおかしい。


              つまり、そのような状況にある二人に対して「婚前旅行ですか?」と聞くのは、内容的には「二人はSEXしましたね?」と聞いているのに等しいと思うのである。「婚前旅行ですか?」と聞かれ、「ハイ!」と答えたら、普通は「私たち、SEXしてきました。」という意味になる。だから、藤原さんが手を振って誤魔化すのは当然なのである。


              まあ、どうでもいい話かもしれないが、ちょっとだけ僕は気になった。

               


               

              | red | テレビ | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                大声と早口、ウソがあります。
                JUGEMテーマ:日記・一般





                大声の話。


                三連休最終日。この三日間、酒を一滴も飲まなかった。僕にとっては奇跡的なことである。その反動が必ず明日から出る。多分であるが、明日の夜はヘベレケになって、新宿あたりで飲みまくっているに違いない。


                三日間も家にこもるのは健全ではないと思い、午後、池袋でちょっとだけ遊んできた。遊びの中身は秘密。人生、エロエロ。ところで、池袋に行く前、サンマの蒲焼を食べながら、日高義樹さんが出ている「ワシントンの日高義樹です」を観た。以前、同じ内容で「日高義樹のワシントン・リポート」という番組があったが、今日観た番組はその後継番組のようだ。


                この番組で日高さんは、アメリカの大物政財界の人たちを相手に突っ込んだインタヴューを行う。英語の勉強にこの番組は持ってこいなのだが、それはそれとして、今日は、全米商工会議所会長を相手に、アメリカの破産についてインタヴューしていた。


                ご存知のように、アメリカは巨大な財政赤字を抱えている。何故、こうなってしまったのかという日高さんの問いに対し会長は、赤字の主因は社会保障費の増大にあると話していた。社会保障費とは、医療、年金、福祉などに要する費用のことだ。アメリカも日本と同じく、高齢化が進み、また、働けるにもかかわらず現役をリタイアする人が急増していて、それらの人たちの生活を維持するための社会保障費が膨らみ、財政を圧迫しているというわけだ。


                昨日の記事で僕が提起した問題は、どうやら、日本だけではなくアメリカでも起こっているらしい。ところで、今日書きたいのは社会保障費がどうこうということではなく、大声の話だ。


                巨大な財政赤字をどうしたら解決できますかと、日高さんが会長に尋ねた。すると、会長の声のトーンが急に高くなって、喋るスピードも少し早くなったように思えた。黙って会長の話を聞いていたが、日高さんの質問に対する回答としては、明らかにパンチに欠けていたように思えた。


                ご承知のように、欧米人は日本人と違って、知っていないことも知っていると言う傾向がある。なんでもかんでも「戦い」と捉える人たちであるから、負けを簡単には認めたがらない。日本人でもそうであるが、自分の言うことに多少自信がなかったり、誇張やウソが話のなかに混じっているときなどは、普段の話し方に比べて早口になったり、自信のなさを隠すためにいつもより声が大きくなったりする。僕の推測だが、会長は、日高さんから自分の不得手な部分に関する質問をされ、少しばかり慌てたのだと思う。


                僕は、大きな声で話をする人、早口で話をする人が苦手で、そういう人たちと会話をすると疲れてしまう。ちょっと話の次元が異なるかもしれないが、刑事ドラマなどで、主人公の刑事(最近は女性も多い)が深刻そうな顔をして怒鳴ったり、わめいたりするシーンを観ると僕は気持ち悪くなって、「これはニセモノだなあ」と思ってしまう。ドラマだから、わざと大袈裟にしているのだという意見もわかるが、現実の仕事、業務はもっと物静かに、そして淡々とこなされているわけで、ドラマと現実があまりにも乖離するのは、如何かと思うのだ。いずれにしろ、僕は「大袈裟」というのが、あまり好きではないのだ。


                三日間も家に閉じこもっていると、ついつい、つまらないことを考えてしまう。ご容赦願います。

                 

                さて、以上の文章は池袋に遊びに行く前に書いたものなのですが、池袋の帰り、中野駅で下車したら無性に酒が飲みたくなって、焼き鳥屋で一杯やってしまいました(写真は、行った店ではないのですが、店名が気に入り一枚撮りました。)。したがいまして、三日間酒を一滴も飲まなかったという冒頭の文章はウソであります。

                | red | テレビ | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                  経済が元気にならないと、年の差婚が増えますよ。
                  JUGEMテーマ:日記・一般



                  年の差婚の話。


                  三連休の真ん中。特段やることがなかったので、コンビニで買ってきた文藝春秋11月号をつらつら読んでいたら、なんともゲンナリする特集に出会った。「大型企画 100歳まで元気な人の秘密」というタイトルの大特集で、なんと90ページにわたり、どうしたら100歳まで生きることができるのか、長寿者たちの秘訣が延々と書かれているのである。


                  ある調査によると、今から約40年後の2050年には、日本の人口は1億人を割ると推測されている。医療の発達などで人口が増加するという世界の潮流に反して、日本の人口は減少していくのだ。一方、65歳以上の高齢者の全人口に占める割合は増え続け、2050年には40%程度になるだろうと言われている(現在は、約23%)。


                  以前にも書いたが、平均余命がこれからも伸び、一方で少子化に歯止めが掛からなければ、日本の社会や経済は大変なことになる。少数の若者が、多数の高齢者を支える、この構図は若者に過大な負担を強いることを意味する。経済が大きく成長しているならまだやり方があるかもしれないが、低成長どころかマイナス成長もありうる現状では、どこかで若者が「破綻」してしまうかもしれない。


                  同じ文藝春秋に、動物行動学研究家である竹内久美子さんが、「年の差婚」について書いていた。ご存知のように、加藤茶さん(68)が45歳年下の一般女性と結婚したとか、堺正章さん(65)が22歳年下の一般女性と再々婚したとか、芸能界は今「年の差婚」ブームなのだ。


                  竹内さんによると、そもそも人間を含め動物にとって最も重要なテーマは、生存、生殖なのだそうだ。その生存を妨げる一番の脅威はバクテリア、ウイルスなどの寄生者(パラサイト)であり、この寄生者に打ち勝つことのできる力である免疫力が高いか否か、これが動物にとって一番重要な問題になるらしい。


                  ある研究で、声のいい男、顔のいい男、筋肉質の男、生殖能力の高い男、ケンカの強い男、IQの高い男などは、免疫力が高いということがわかった。芸能人、タレント、スポーツ選手などは、このような免疫力が総じて高いと考えられ、結果、加藤茶さんや堺正章さんのような初老の方々が、若い女性と結婚できるチャンスが出てくるというわけだ。


                  「年の差婚」の傾向は一般社会でも増えてきているらしい。その理由の一つは、草食系といわれる若い世代の男性が恋愛や結婚に積極的でなかったり、低経済成長下にあって年収が低く今後も昇給が見込めなかったりして、年頃の女性から見ると彼らには、生殖のために必要な「免疫力」が足りないと映るのだ。その結果、20代、30代の女性であっても、40代や50代、場合によっては60代の男性と違和感なく、付き合ったり結婚したりするのだ。


                  「健康バンザイ」「長寿バンザイ」と手放しに喜んでいると、社会は間違いなく弱体化する。このことはイコール、若者の元気を失わせることになる。そうなれば、若い女性はますます「オジサン」のほうに惹かれていって、若者には見向きもしなくなる。羨ましい「年の差婚」をこれ以上増やさないためにも(「年の差婚」が悪いということではない。)、長寿社会もいいが、経済をもっともっと活性化させ、若年層の人口を増やす政治を行わなければ、日本はいつか本当に沈没してしまうと思う。


                  写真は、女優・篠原涼子。彼女は32歳のときに、24歳年上の俳優・市村正規と結婚した。

                  | red | 雑感 | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                    あなたの過去は、知りたくないの。
                    JUGEMテーマ:日記・一般



                    イタコの話。


                    禅僧である南直哉さんが書かれた『なぜこんなに生きにくいのか』という本にイタコに関する話が載っている。イタコとはご存知のように、青森県の恐山などにいる女性霊媒師のことで、「あの世」とコンタクトが取れる特殊能力を持っていると言われる。


                    恐山には毎年、子供や親など、肉親を亡くした方々が多く訪れる。その主な目的は亡くなった方の供養と、イタコを通じて「あの世」に行ってしまった肉親にもう一度会うことだとされる。多くの人は、死んだ人は「あの世」でまだ生きていると信じていて、死んだ人が「あの世」で今何をしているのか、今何を考えいるか、イタコを通じて知りたいと考えている。


                    浅田次郎さんに『椿課長の七日間』という小説がある。46歳で急死したサラリーマンの椿課長が、「あの世」から別の人間に姿を変えて3日間だけ「この世」に戻ることを許可される。だが、姿を変えて「この世」に戻って来てみると、自分の妻が不倫をしていたとか、生きていたときには知らなかった事実を次々と知らされることになる。


                    イタコの話にしても椿課長の話にしても、どちらも「あの世」があるということが前提になっている。即物的で信仰心に乏しい人間である僕は、「あの世」があるとは考えていないが、ここでは「あの世」があるかどうかという議論は置くとして、この二つの話を通じて僕が感じることは、人間はどうして自分以外の人間のことを、とことん知りたがるのかということだ。


                    椿課長の場合で言えば、「あの世」から「この世」に戻ってさえこなければ、自分が生きていたときに妻が不倫していたという衝撃事実を知らずに済んだのだ。何でもかんでも知ろうという精神は、僕は好きではない。菅原洋一に「知りたくないの」という曲がある。


                    ♪ あなたの過去など 知りたくないの
                     済んでしまったことは 仕方ないじゃないの


                    この歌詞にある潔さが、僕は好きだ。どんな人間も、他人には言いたくない秘密をいくつも持っているはずだ。そういう秘密をなんでもかんでも知ろうとせず「そっとしておく」という姿勢が、人間関係、男女関係などを良好なものにするのではないかと思う。


                    写真は、先日、僕が働く会社から撮ったもの。左側に小さく見える尖った建物がスカイツリーだ。

                    | red | | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      男女関係も自然も、想定外だらけ。
                      JUGEMテーマ:日記・一般



                      想定外の話。


                      前回、離婚式の話を書いた。どんな夫婦も結婚するときは離婚は絶対しないと信じているのだろうし、たとえどんな困難が訪れようとも、夫婦力を合わせて乗り切っていこうと誓い合っているに違いない。でも、実際に結婚生活が始まってみると、相手の性格、行動パターンなどに関する「想定外」のことが発覚してそれに幻滅し、離婚に至ってしまうケースが多いのだそうだ(先日の本によると、離婚原因で一番多いのはやはり「性格の不一致」だそうだ。でも、結婚するときは、性格は一致していたということなのかなあ。よくわからない。)。


                      さて、東日本大震災を踏まえ、地震・津波対策を検討してきた中央防災会議という機関が先日、政府に最終報告を提出した。結論のポイントは、最大級の地震による揺れと津波を想定することを求めたことだ。中央防災会議の責任者は現在想定されている地震震源地の拡大について触れ、「今後は「想定外」という言葉が出てこないようにしないといけない」と述べたのだそうだ。


                      どうやら、地震・津波という自然災害について、あらゆる想定をしろということらしい。でもよく考えてみると、この結論はごく当たり前のことのような気もする。まあ、その議論はここでは置くとして、僕が気になったのは「想定外」という言葉の使われ方だ。「想定外という言葉が出てこないように」というのは、あらゆる想定をしなさいという意味と、想定外という「言い訳」を今後国は出来ませんよという注意の意味も含まっているのだろう。


                      しかしながら、人間がどんなに人知、英知を結集しても、それを超えるような自然災害というのは、残念ながら今後も、起きてしまうような気がする。専門家の言わんとしていることは理解できるが、自然災害についても冒頭述べた夫婦関係同様(自然災害と夫婦関係が並列扱いでごめんなさい。)、想定外のことは必ず起きるものだと考えておくことのほうが、無理のない整理方法だと思う。


                      まあ、世の中、いろいろなことが起こるわけです。というか、現実の社会では、想定外の連続といっても過言ではありません。想定どおりに起こる事象のほうが圧倒的に少ない。そんな気がします。


                      昨日、深酒をしてしまい、今日は終日体調不良。明日は日曜日ですが、出勤です。今日撮った写真がないので、またまた高円寺阿波踊りの写真で勘弁願います。


                       

                      | red | 時事 | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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