人生はいろいろ。そして、人生はエロエロ。
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      ご帰還は、深夜プラスワン?
      JUGEMテーマ:日記・一般



      新宿の話。

      今年も残すところ、あと数時間。僕は北海道に帰らず、去年に続き新しい年を東京で迎える。否、正確に言えば、新宿ゴールデン街で迎えるつもりだ。


      今年もお世話になった新宿ゴールデン街であるが、ここで「深夜+1」というお店を経営されていた作家で俳優でもある内藤陳さんが先日、亡くなられた。若い方はご存知ないと思うが、内藤さんはかつて、トリオ・ザ・パンチというお笑いトリオのメンバーだった。内藤さんはその頃から本好きとして知られ、亡くなられるまで日本冒険小説協会の会長を務められた。


      「深夜+1」という店名は、イギリス人作家が著した同名のハードボイルド小説から取ったものとされる。ちなみに、この小説の原題は『MIDNIGHT PLUS ONE』で、訳すると「24時1分」、つまり深夜12時1分ということになる。深夜に活気を呈する新宿ゴールデン街ならではの店名である。


      さて、札幌在住の作家、東直己さんは札幌の繁華街、ススキノを舞台にしたハードボイルド小説やエッセイを書いている。ススキノ大好きの僕は、ススキノのネオンに思いを馳せながら彼の本を読んでいるが、ご存知のように、今年公開された映画「探偵はBARにいる」はススキノが舞台で、東さんの小説が原作になっている。


      その東さんに、ススキノエッセイ3部作というのがある。『札幌深夜プラス1』はその3部作の一つで、この題名からハードボイルド小説を書いている東さんも、『MIDNIGHT PLUS ONE』のことを意識していることが容易に想像できる。ところでこのエッセイで東さんは、ジンギスカンは北海道人が愛するソウル・フードと書いている。ジンギスカン大好きの僕も全く同感である。ということで、新宿でやっている飲食店では、昔ながらのスライスラムを使ったジンギスカンを出している。


      それではみなさん、素晴らしい新年をお迎えください。僕はこれから、新宿に出動します。帰還は、深夜プラスワンではなく、多分、深夜プラス数時間になるだろう。


      写真は、新宿の夜景。夜景壁紙.COMさんから頂戴しました。

      | red | 新宿 | 19:09 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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        彼女と上手に付き合って、就活しましょう。
        JUGEMテーマ:日記・一般



        就活の話。


        昨日、新宿でやっている飲食店が年内最終営業だったので、閉店後、店の近くの居酒屋でスタッフと忘年会を開いた。僕は風邪のせいで6日間酒を断っていたので、久しぶりに入れたアルコールが一気に身体を駆け巡り、すぐに酔ってしまった。その後、二次会はカラオケに行き、そこで解散となったのだが、当然僕はこれだけでは納まり切らず、一人ゴールデン街に突入し、午前様になった。


        新宿の飲食店には、数人の学生アルバイトがいる。その中の一人が大学三年生で、就職活動(就活)が解禁になった今月に入り、出勤できる日が減ってきた。大学生の就活ルールはこれまで何度も変更されてきて、現在は、三年生の12月1日が就活解禁日で、翌年の4月1日から(つまり、四年生になったときから)、企業の選考試験などが解禁されるルールになっている。


        僕が就活をしたのは今から30年くらい前であるが(その当時、就活という略語はなかった)、周囲の学生は今と同じように三年生の後半あたりから企業採用者と接触をしていたようだが、のん気者でケ・セラ・セラ的人間である僕は、四年生の春頃から少しずつ就活を始めたのを覚えている。


        実はその当時、いい加減な僕にも彼女がいて、毎日のデートで忙しく、就活のことは後回しになっていた。そんな状況のなか、彼女から突然、生理が一ヶ月以上来てない事を告白され、図太い僕もさすがに焦ってしまった。もし妊娠していたら、どうしよう、そんなことを真剣に考えた。ただでさえ遅れ気味だった就活だったが、彼女のこの告白で、一時期、就活は中断してしまった。


        結局、生理不順で、妊娠はしていなかったことを彼女から聞いたときは、正直、ホッとした。彼女からその話を聞いた日の夜、貧乏学生であった僕は奮発して、彼女と二人で鰻を食べに行った(どうして鰻だったのか、今でもよくわからないのだが。)。その彼女とは、僕が東京に就職したのと同時に別れた。しばらくして、結婚してアメリカに行きます、そう書かれた手紙を彼女から貰った。就活というと、僕にはいつもこの出来事だけが鮮明に浮かんでくる。


        さて、僕も会社で新卒採用に携わっているので、大学生の心境を少しは理解しているつもりだ。多くの大学生は「大きくて安定感のある企業」を選びたがる。これは、人情だと思う。そういう会社に採用されれば、給料は高く、安定した人生を送れる可能性が高いからだ。もう一つ、「自分のやりたいことが御社にはある」、だから入社したい、そう話す大学生も少なくない。


        しかしながら、一生懸命就活している大学生に水を差すようで申し訳ないが、仮に幸運にも希望の会社に入社したとしても、「自分のやりたい仕事」はほとんどできないと思ったほうがいい。実際、自分のやりたい仕事をして楽しく毎日社会生活を送っているビジネスマンなんて、ほとんどいないのだ。特に若いうちは、仕事は会社から一方的に与えられるので、嫌な仕事でもとにかくやるしかないのだ。


        「会社は自分を低く評価している」、そう話す若い人も多いが、ほとんどの場合、会社の評価のほうが正しい、そういうものだ。なんとなく夢も希望もないような話かもしれないけど、仕事とは自分の思いどおりには行かないものだと割り切って淡々と仕事をしていけば、長いビジネスマン生活の中で、いつかチャンスが一回ぐらいは訪れると思う。

         

        写真は、今日、レコード大賞を受賞したAKB48。

        | red | 新宿 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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          顔の整形は出来ても、精子の整形は出来ません。
          JUGEMテーマ:日記・一般



          整形の話。


          女性でも男性でも、肉体に関するコンプレックスを一つや二つは持っているものだ。女性なら、オッパイが小さいとか、鼻が低いとか、まぶたが一重で見栄えがしないとか、いろいろとあるに違いない。男性の場合はなんといっても、短小ペニスに対するコンプレックスが一番多いのではないと思う。ペニスは「男性のシンボル」と言われるくらいだから、短小はやっぱり気になるものだ。


          フランス政府は先日、フランスのあるメーカーが製造した豊胸用シリコンパックが破裂する恐れがあるとして、使用した人たちに除去手術を行うよう促した。このシリコンバックは安価な工業用シリコンを使っていて、利用者はヨーロッパ全体に及んでいるとされる。


          仮に除去手術をしても、ほとんどの人はまた豊胸手術を受けるのだろう。そうなると。これらの費用はすべてメーカー側に請求したいところであるが、残念なことに、このメーカーはすでに倒産してしまった。踏んだり蹴ったりとは正にこのことである。


          さて、日本の隣国では、若者の間で整形が日常的行われていると言われる。ネットで調べてみると、芸能人やタレントの整形前の写真と整形後の写真を並べて掲載しているブログなどをよく見かける。ただ、整形と一口に言っても、部分的に少しだけ整形している場合もあるし、「全面改訂」というか、整形後は全く別人になっている場合もある。


          例えばの話であるが、「全面改訂」型の整形をしたイケメンと美女が出会い、結婚したとしよう。目出度いことに、結婚してすぐ、二人の間に子どもが出来ることになった。二人は出産を待ちわび、どんな子どもが生まれてくるのか、期待で胸が膨らんだ。しかしながら、無事に生まれてきた子どもの顔を見て、夫婦は愕然とする。なぜなら、子どもの顔が、夫の顔にも妻の顔にも、どちらの顔にも似ていないからだ。


          顔の整形は出来ても、DNA(遺伝子)の整形は出来ないわけだ。この話は冗談のように思うかもしれないが、このようなことがいつ起こっても何の不思議もない。普通の場合、子どもは父親か母親のどちらかに似るものだ。そのことが、子どもがその夫婦の間に生まれたことの証しにもなるわけだ。


          イケメンと美女のカップルの間に生まれた子どもなのに、子どもはイマイチの顔をしている。それだったら、子どもも親に習って整形すればいいじゃないか、そう言う人がいるかもしれないが、そうなってしまったら、世の中メチャクチャになってしまうのではないか。


          「全面改訂」型の整形は、自分自身はいいかもしれないが、子孫のことまで考えると、慎重な判断が求められる、僕はそんなふうに思う。

           

          写真は、昨年行われた「整形美女コンテスト」の入賞者たち。整形前の写真も見てみたいね。

          | red | 時事 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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            橋も作ろう、道路も作ろう。
            JUGEMテーマ:日記・一般



            景気の話。

            今週月曜日と火曜日、年末の挨拶回りで、釧路に行ってきた。新宿などでやっている飲食店の仕入先が釧路に集中しているためで、地元の漁業協同組合など数箇所を回ってきた。それにしても、釧路は寒かった。月曜日の昼前に釧路入りしたのであるが、そのときの気温はマイナス9度。夜、飲み会が始まる頃にはマイナス10度以下になっていた。


            東京に来て28年になるが、年をとったせいもあり、寒さに弱くなった。今月初旬、札幌に行ったときも風邪をひいたが、情けないことに、今回も風邪をひいて帰ってきた。そんななか、明日、大宴会がある。3連休前ということで、朝まで飲もうと決めていたのだが、ひょっとしたら一次会でダウンするかもしれない。まー、日頃、飲みすぎているから、こういう日があってもいいかもしれないが。


            さて、釧路に行っていろいろな人と話をしたが、口を揃えて出てくるのが「不景気」という言葉だ。この言葉は多分、釧路だけに限ったことではなく、日本全体が今、不景気なのだろうと思う。そんななか、野田政権は消費税率を上げて税収を増やそうとしている。不景気のときに増税をしたら景気が悪化するのは、素人でもわかる理屈のような気がする。


            政権が今なすべきことは、公共投資などの政府による支出をどんどん増やすことだと思う。必要な橋は作ればいいし、道路も整備したらいい。当たり前のことであるが、不景気だと、個人は消費を抑えるし、企業も投資を控えようとする。そうなると、お金を使えるのは政府しか残らないのだ。日本は借金漬けだと言うが、返せないわけではないのだから、今回も、新たなお金は国債発行で調達すればよいのだ(償還期限は出来るだけ長くすればよい。)。


            僕はここで何度も書いているが、日本が今目指すべきことは、経済を成長させて、国民所得を増やすことに尽きていると思う。メディアは、増税の前にやるべきことがある、それは、公務員改革とか議員定数削減だと言うが、確かにそれらのことも大切であるが、現在の優先順位から言えばそれらは相当低い。メディアに煽動されて、我々国民も先ず持って、公務員改革、議員定数削減をやるべきと思い込まされているように思う。


            日本の格付け会社が今日、日本の国債の格付けを下げたが、世界的に見れば、日本の国債、ひいては日本に対する信用力はいまだに高いはずだ。そうでないと、こんなに円が強いはずがない。だから、政府は自信を持って新たな国債を発行し、日本中にお金をばらまけばいいのである。


            写真は、釧路名物、レストラン泉屋のスパゲッティーカツレツ(通称スパカツ)。ミートソースは濃厚で、ボリューム感がある。これを真似て、東京の飲食店でも出したらという声もあるのだが、果たして売れるかなあ?

            | red | 北海道 | 19:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              セックスが面倒なんです?
              JUGEMテーマ:日記・一般



              面倒な話。


              18歳以上35歳未満の男女約7千人の未婚者を対象にした「独身者調査」で、異性の交際相手を持たない未婚者が男女とも過去最高になったという話を先日ここで書いた。具体的な数字で言うと、彼女のいない男性は61%、彼氏のいない女性は50%だった。


              毎日新聞は今日、この調査に関する特集記事を掲載した。そのなかにいくつかの「実例」が紹介されている。27歳独身男性のケース。彼は、彼女を欲しいと思わないし、セックスも面倒だと言う。また、彼女が自分を頼りにして安心する姿を見ると、気が重くなる。次は、22歳独身大学生のケース。彼は、同年代の女性だとデートコースを決めたりクリスマスなどのイベントの準備をしたりするのは面倒で、年上の女性にリードしてもらったほうが楽だと考えている。


              「草食男子」の名付け親であるコラムニストの深澤真紀さんは、交際相手がいない男女が5割から6割いることは妥当な数字だと分析する。そもそも日本は、結婚前の交際を今ほど肯定する社会ではなく、歴史的に見れば、むしろ今の状況のほうが日本人にとっては自然であるとしている。


              深澤さんはまた、交際相手がいなくなった最大の原因は経済状況の悪化だと分析する。男性に強い経済力を求める女性が増えているが、この不況下、女性の期待に男性は応えられない。ただ、女性のほうもバブル期とは違うのだから、そういう男性に対する考え方をリセットすべきだと、深澤さんは主張する。


              深澤さんの分析、主張はなるほどなあ、と思う。しかしながら、こういう状況になったのには違う要因もあると僕は思う。それは一言で言えば、情報量が格段に増えたことではないだろうか。


              27歳の男性はセックスが面倒だと言うが、僕はわかるような気がする。だって、パソコン一台あれば今は、本物よりも気持ちのいい擬似セックスをする手段がいくらでもあるからだ(画面に映る女性は綺麗だし、画質もいい。)。ちなみに僕の思春期を振り返ってみると、オッパイがテレビにチラッと映っただけで興奮し、父が読んでいたエロ本をこっそり盗み読みしては素早くマスターベーションをして、早く「実物」を見て触り、そしてセックスをしてみたい、そんな妄想をいつも抱いていたものだ。


              女性が男性に高い経済力を求めるのも、情報量の拡大と関連がある。昔の日本では、お見合い結婚が主流だった。なぜなら、一般の女性が男性と接触を持つ機会がそう多くなかったからだ(小津安二郎の映画を観ると、お見合いをさせようとする世話好きの人がよく登場する。)。でも現在はどうだろう。パソコンのキーボードをちょっと叩いただけで、イケメンはいるは、金持ちはいるは、高学歴のエリートはいるは、選り取り見取りである。


              そうなると、必然的に、女性が男性に求める「要求水準」は上がってくる。最初は大卒、年収500万円くらいの男性と結婚できれば幸せと考えていた女性が、たくさんの情報に触れるにつれ男性に対する「要求水準」が上がり、しまいには、大卒、年収1千万円、かつ、イケメンでないと結婚したくない、そう考えるようになってしまう。そこまで行ってしまうと、交際できる男性は当然いなくなってしまう。


              情報量が格段に増えることは、総じて言えばいいことのほうが多いのかもしれない(「アラブの春」も、その成功の背景にはインターネットの普及があった。)。ただ、情報量があまりに増えてしまうと、その情報量のなかで満足してしまったり、また、理想ばかりが高くなってしまうなど、どんどんどんどん現実の社会から離れていってしまい、「情報の世界と、現実の世界との乖離現象」が生じるような気がするのだ。


              世の中には、知らなくてもいい情報、知らないほうがいい情報というのが、実はたくさんあるのではないかと思う。我々はあまりにも知りたがっているのではないか。知りすぎることが人間を不幸にしている、そんな側面が現代社会にはあるような気がして仕方ない。

               

              写真は、昨日に続き、叶姉妹の姉、叶恭子さん。フロントもいいけど、バックもいいね。エロエロ!

              | red | 雑感 | 21:21 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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                叶さんを表す漢字一字は、「巨」です。
                JUGEMテーマ:日記・一般

                 
                漢字の話。

                昨日、今年の世相を表す漢字一字が「絆」に決まった。第二位は「災」で、以下、「震」、「波」、「助」、「復興」と、東日本大震災関連と思われる漢字が続いた。今年は、東日本大震災以外にも台風などの自然災害が起こり、また、政治、経済がバッとしないなど、全体的には暗い一年だったように思う。

                さて、「絆」であるが、第一位でもちろん異論はない。でも、正直に言わせてもらうと、「絆」という漢字というか言葉は、口に出してあまり言いたくない言葉の一つだ。上手く表現出来ないけれど、「絆」は声高に表立って言う言葉ではなく、当事者間でそっと心にしまっておく、そんな部類の言葉のような気がするのだ。だから、清水寺のご住職さんが面前で「絆」という漢字を書く様子を見ていると、僕はなんとなく恥ずかしくて、隠れたいような気持ちになるのだ。

                「絆」とはちょっと次元が異なるかもしれないが、「癒し」という言葉も僕は使わない、というより、ハッキリ言えば好きではない。「癒したい」「癒されたい」という「癒し」から派生する動詞に至っては悪寒さえ覚えることがある。こちらのほうも、何故そう感じるのか上手く表現出来ないのだが、どうだろう、「癒し」って本当はどういうことなのかよく知らないくせに、さも知っているような振りをして日常的に使う安易さ、そこが嫌なのかもしれない。

                これは以前にも書いたかもしれないが、「感動を与えたい」「感動をありがとう」、これらの表現も僕はあまり好きではない。「感動を与えたい」という表現はなんとなく、傲慢な感じがする。「感動を与えたい」、そういう気持ちがもしあるのであれば、胸の中に闘志としてそっと持っていれば、それでいいのではないだろうか。一方、「感動をありがとう」であるが、これは端的に言って、へりくだり過ぎである。単に、「感動しました」でいいのではないかと思う。

                僕は生まれつきあまのじゃく、へそ曲がりの人間なので、素直さがないのかもしれない。でも、言葉というのは「言霊(ことだま)」という表現があるように、言葉自体に生命があるものだ。ならば、我々はもう少し言葉に対してデリカシーを持ってもいいのではないだろうか。特に、政治家のみなさんは。
                 
                写真は、ご存知、叶美香さん。伝説の深夜番組「11PM」が元旦に放送されることになった。僕も小学生ながら夜更かしをして、よく観ていた。叶美香さんは玉井美香という名前で当時、11PMのカバーガールをしていました。それにしても、オッパイ、大きいです。
                | red | 雑感 | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                  政治にもビジネスにも、地頭を。
                  JUGEMテーマ:日記・一般



                  貧困と政治の話。


                  日頃の不摂生がたたり、風邪でダウンしてしまった。会社も休み、今日は一日、家で大人しくしていた。鼻水に効く黄色いベンザを飲んで、ラジオを聴きながら布団の中でゴロゴロしていたのだが、それでも不思議と腹だけはすくもので、宅配を利用してココイチのカレーライスをランチに食べた。


                  さて、朝日新聞は先日、勤労世代(20歳から64歳まで)の単身で暮らす女性のうち、3人に1人は貧困であると報じた。また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%が貧困であり、女性が家計を支える世帯は深刻な事態になっていることも伝えた。


                  貧困の定義であるが、一定の数値的定義があるのだが、ザックリ言うと、年間の可処分所得が約120万円以下(月10万円以下)の単身者は貧困ということになる。単身者ではなく2人世帯となると、約180万円以下(月15万円以下)が貧困とされる。


                  つまり、勤労世代(20歳から64歳まで)の単身で暮らす女性のうち、3人に1人は、年間の可処分所得が約120万円以下なのだ。この事実をどう理解すべきなのか、僕は正直よくわからない。日本人女性は思ったよりも貧困なのか、それとも、こんなものなのか、よくわからない。しかしながら、貧困が本当に深刻なら、欧米のようにデモの一つも起こっていていいはずだ。でも、そんな雰囲気はない。


                  経済的に貧困であっても、精神的な豊かさがあればなんとかなる、そういう綺麗事を言う人がいるけれども、現実には、「先立つもの」はある程度必要なものだ。そのためにも、もう少し経済を成長させて、お金が世の中をグルグル回るようにしなければならない。そうすれば、増えた富を女性も含めた労働者が少しずつ分け合うことができる。決してバブル再来を願わないが、せめて、あのバブルの半分くらいの活気はあってもいいと思う。


                  経済は政治と一体であるから、経済を良くするためには政治が動かなければならない。しかしながら、内閣支持率が40%を切ったということは、国民はもう政権に期待していないということを示している。考えてみると、ここ何代か、実業経験のない総理大臣が続いている。先日、鈴木前議員が仮釈放されたときに、作家の佐藤優さんが、この国にはエリートのリーダーはいるが、鈴木前議員のような「地頭(じあたま)」を持ったリーダーはいない、そんな趣旨の発言をしているのをテレビで観た。


                  佐藤優さんは、最近の日本のリーダーは有名大学を出たり、生まれ育ちがよかったり、いわゆるエリートと呼ばれる人たちが多いけれども、今の日本に必要なのは、山積する内政、外交の諸問題に対して、臨機応変に、柔軟に、そして現実的に対応することの出来る頭脳(これが「地頭」なのだと思う。)の持ち主であり、それが鈴木前議員である、そう言いたかったのではないだろうか。


                  もしそうなら、僕も同感である。大震災から昨日で9か月が経過したが、いまだに被災地の復旧、復興に大きな前進がない。これはどう考えても異常なのではないだろうか。「政治がない」、鈴木前議員はよくこの言葉を使う。復興、復旧が大幅に遅れているのは、現政権にまさに「政治がない」証拠なのではないだろうか。

                   

                  写真は、黄色いベンザブロックのコマーシャルに出演中の女優、水野裕子さん。こんな格好だと、風邪が一向に治りそうもない。

                  | red | 時事 | 17:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                    プロ野球の年俸話、そっとしておきましょう。
                    JUGEMテーマ:日記・一般



                    給料の話。


                    師走になり、世の中のほうもなんとなく慌しくなってきた。今年一年、北海道を中心にかなりの回数出張したが、今週水曜日に最後の出張があり、札幌に行ってくる。テレビを観ていたら、札幌も雪が降り積もっているみたいで、慌ててて今日、厚手のコートをクリーニング店に持って行った。


                    さて、今年のプロ野球界はソフトバンクの日本一で幕を閉じた。僕が応援し続けている巨人はリーグ優勝すらできなかった。来年に向けて体制の立て直しが急務なのに、ご存知のように、みっとみない内紛が表面化して、来年も多分リーグ優勝できないと思う。


                    そのプロ野球界ではこれから、契約更改が本格化する。選手の年俸が球団との交渉によって決定され、スター選手の契約更改については記者会見するのが通例になっている。でも、この契約更改に関する記者会見とかメディアの報道姿勢のようなものが、僕はあまり好きではない。


                    誰の年俸が3倍アップになったとか、誰の年俸が推定1億円アップの3億円になったとか、一般庶民にとっては全然実感が沸かない「億単位の給料の話」を、スター選手とかメディアとかは、どうしてお祭り騒ぎのように語ったり報道したりするのだろうか。プロスポーツもいろいろあるが、選手の年俸についてここまで関心をもって取り扱われるのは、おそなくプロ野球だけではないのだろうか。


                    一般社会では、自分の給料のことは他人に喋らないものだし、他人の給料のことも聞かない、それが礼儀になっていると思う。年俸大幅アップの記者会見をわざわざやって、ガッツポーツを決めている選手を見ると何か悲しいものを僕は感じるし、その様子をここぞとばかりにカメラに収め報道するメディアにいたっては、「そういうのはもう止めたら」と言いたくなる。


                    まあ、貧乏人のひがみかもしれないが、プロ野球の契約更改の様子についてはずっと以前から僕は違和感を覚えていたので、今日はその話をさせてもらいました。


                    写真は、雑誌モデルの菜々緒さん。今朝のサンデージャポンに出ていた。なんでも、9頭身なのだそうだ。昔は、せいぜい8頭身美人だったね。

                    | red | 時事 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      ラブ注入と、帰宅難民は、別物です。
                      JUGEMテーマ:日記・一般



                      流行語の話。


                      「ゲゲゲの〜」「政権交代」「アラフォー」「ハニカミ王子」「品格」「小泉劇場」。これらの言葉は、過去に新語・流行語大賞を受賞したものだ。今年の大賞は「なでしこジャパン」に昨日決まった。「なでしこジャパン」はもちろん、女子ワールドカップサッカーで見事優勝した日本女子チームの愛称であるが、この大賞受賞については誰も異論はないであろう。


                      この「なでしこジャパン」を含め、トップテンも同時に発表された。「スマホ」「どじょう内閣」「ラブ注入」など、馴染みのある言葉がトップテン入りしたが、この他にトップテンには「3.11」「帰宅難民」「風評被害」「こだまでしょうか」「絆」という東日本大震災、福島第一原発事故関連の言葉が5つも選ばれている。


                      これら震災関連の言葉を新語・流行語大賞の選考対象とするのは如何かと、僕は思う。毎年師走の恒例となっている新語・流行語大賞は今や、一種のお祭り、イベント行事になっている。そんなお祭り行事のなかに、多くの人たちがいろいろな形で今も苦しんでいる東日本大震災、福島第一原発事故に関連することを取り上げるのは、いかにも配慮、デリカシーに欠けている。


                      「ラブ注入」と「3.11」は少なくとも同じ次元で議論されることではないであろう(楽しんごさんのギャグ「ラブ注入」が悪いという意味では全くありません。)。今年の新語・流行語大賞の発表は、震災や原発事故のことを少しでも早く忘れたいと願っている被災者の方たちにとても辛い思いをさせた、そんな気が僕はする。


                      写真は、松嶋菜々子さん。テレビ主演した「家政婦のミタ」が高視聴率だったらしい。そういえば昔、ある家電メーカーのCMで「綺麗なお姉さんは好きですか」と松嶋さんは言っていたが、男だったらみんな綺麗なお姉さんは好きだよね。

                       


                       

                      | red | 時事 | 12:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                        オフレコの話、誰にも話さないでね。
                        JUGEMテーマ:日記・一般



                        オフレコの話。


                        オフレコとは、off the record のことで、懇談会などでの発言内容を聞き手が録音、記録しないことを言う。このオフレコをめぐり一昨日、沖縄防衛局長が更迭された。


                        更迭された局長の発言内容は極めて悪質なもので、この点については議論の余地は全くないように思う。議論すべきことがあるとすれば、オフレコの約束で行った懇談会にもかかわらず、局長発言を新聞社の記者が公表した行為が、許されるのか、それとも、許されないのか、その点ではないだろうか。


                        メディアの世界のことはよく知らないが、オフレコというのは記者と政治家・官僚などとのいわば「紳士協定」のようなものなのだろう。紳士協定だから、それを破っても法律問題ということにはならないに違いない。しかしながら、約束であることには変わらない。だから、約束を破られた側(局長)は「約束は守ってください。」と主張することは理屈上、可能なのかもしれない。


                        しかしながら、紳士協定を破っても、報道する価値がある、ニュース性があると記者が判断して公表することは、それはそれで構わないと思う。今回はたまたま、オフレコ発言の公表によって官僚(局長)が更迭に追いやられたが、逆に、オフレコと称して官僚が記者を集め、官僚にとって有利な情報をメディアを利用して流すこともあるわけで、そういうことからすると、オフレコはメディアと官僚双方にとって「使い勝手のいいツール」になっているのが現状なのではないだろうか。


                        ならば、今回のことをキッカケに、オフレコは今後止めようという事態にはならないような気がする。だって、メディアと政治家・官僚は持ちつ持たれつの関係にあるのだろうから。


                        写真は、KARA。今年のベストドレッサー賞を受賞し、又、紅白歌合戦初出場も決めた。少女時代もいいけど、KARAのほうが親しみやすさがあるかもしれないね。

                        | red | 時事 | 20:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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